名鉄名古屋本線の笠松駅です。岐阜県笠松町になります。
駅舎です。
駅の待合室兼観光案内所にはオグリキャップの旗がありました。
オグリキャップで有名な笠松競馬場が近くにあります。
駅西口から競馬場へ続くと地下道。
いつもJR東海道線に乗って名古屋から岐阜方面に向かうとき、木曽川を渡って少し行くと、線路沿いに笠松競馬場所属の馬のボロっちい厩舎が並んでいるのが見えます。
JRから笠松競馬場は見えませんが、その存在は気になっていました。
競馬場へは堤防道路を越えます。警備員は立っていますが、車の通りは多く、けっこうアクセスは危険。
堤防に穴をあけるのもできないんでしょうね。
大雨で木曽川があふれそうになると、競馬場は遊水池の役目を果たすのでしょうか。わかりませんが。
偶然この日はレース開催日でした。100円払って入場します。
なかなかボロい。解体された名古屋競馬場の最後くらいのボロさです。
良く言うといい味出してます。😀
オグリキャップの銅像がありました。
南井克巳騎手とともに地方競馬から中央競馬に活躍の舞台を移したオグリキャップ。
その姿から、田舎から東京に出て錦を飾るではないですが、多くの人たちの共感を得ました。
血血統も良かったわけではないところも人気を集めました。
シンボリルドルフやトーカイテイオー、ディープインパクトなど、時代を席巻した馬はいろいろいましたが、オグリキャップが一種の社会現象かというくらい、一番盛り上がっていたような気がします。
ちょうどバブルの頃だったので、今から35年くらい前でしょうか。
まったく競馬ファンではない私でも当時のニュースで見聞きして覚えています。
敷地の一角に勝運神社がありました。
窓口がずらりと並びますが、今は自動販売機タイプが多いので、使われることはあるのでしょうか。
昔の遺産?
マークシートの紙とペグシルが置いてありますね。
私は馬券には興味なし。こうやって探索しにきていますが、公営ギャンブルには否定的です。😛
予想屋さんもいるみたいです。
飲食のお店もありました。
串カツと当たりもちを買いました。
当たりもちは醤油味の焼きもちです。合計360円。どちらも美味しかったです。
お客さんは適度にいました。
今はネット投票のほうが圧倒的に多いから、いちいち平日の昼間に競馬場に来る人は少ないでしょうね。
けっこう新しそうなオーロラビジョンがあります。
パドックはコース内にあります。
探していて見つからなかったので、まさかのコース内にびっくりしました。コース内にあるのは全国で笠松だけらしいです。
1周1,200mでレースはあっという間に終わってしまいます。
笠松競馬場は2~3年ほど前に、騎手など関係者が馬券を購入するという不祥事が発覚し、8ケ月間営業が停止されました。
東海地方では何度も報道されていました。
その時が最大の存続の危機だったそうですが、その後コロナも明け、ネット投票が一般的となり、ウマ娘とのコラボイベントのおかげもあってV字回復を遂げているそうです。
1レースだけ見て競馬場を後にしました。だいたい笠松競馬場がどんなものかわかったので満足です。
時間があったら厩舎の集まるエリアに歩いていって、「馬横断注意」の道路標識の写真を撮ろうと思っていたのですが、先を急ぐのでやめときました。
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