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これがトヨタカレンダー
地域はトヨタカレンダーで動いている
私の住んでいる愛知県の西三河地区はトヨタ自動車のトヨタカレンダーを意識しないといけない場面が多々あります。
道路や駅、ショッピングモール、飲食店の混み具合もトヨタが稼働しているか稼働してないかによって大きく変わってきます。トヨタ本体だけでなくデンソーやアイシン精機などの大手部品メーカーから中小までトヨタカレンダーに従って稼働します。(学校や公共機関は普通のカレンダー通りに稼働します)
トヨタカレンダーの特徴
トヨタカレンダーの大きな特徴は、基本的にひたすら5勤2休のサイクルを繰り返すというところです。ハッピーマンデーによる月曜祝日はほぼ無視されます。
これは週の稼働日を平準化して生産計画や労務計画を立てやすくすることが狙いですが、私なら変化がなさ過ぎて息が詰まってしまいそうです。
あと正月とゴールデンウィーク、お盆の連休はいつも約10連休と長めになります。工場設備の大きな入れ替えや保守点検はゴールデンウィークやお盆期間中に行われるのが普通です。設備屋さんはトヨタカレンダーの逆をいきますね。
今月はイレギュラーなことに、19日(土)から22日(火)まで4連休があります。22日(火)は天皇即位正殿の儀で今年限定の国民の祝日になっています。さすがにトヨタもここはお国の方針に逆らえないので休みとしたのでしょう。あいだの21日(月)も祝日にしたのは起動・停止に多くの作業が必要な設備があるからですね。1日だけ稼働するくらいなら連休にした方が効率がいいという考えだと思います。