第14弾マンホールカードの配布が昨日から全国41自治体で始まりました。
マンホールカード第14弾41種を4月25日に配布開始 | 下水道広報プラットホーム
マンホールカードは下水道広報プラットホームという団体が企画・発行するカードです。
全国各地のデザインマンホールをあしらったカードで、コレクターも多い人気のアイテムです。
プラットホームは発行を希望する自治体の注文を取りまとめて一括して制作します。
完成したマンホールカードは自治体内の施設で配布されます。
多くの場合、市役所の下水道課窓口や観光案内所などです。
そして基本的に手渡しでひとり一枚、無料で配られます。郵送や取り置きは不可です。
自治体から下水道広報プラットホームへの発注単位は2,000枚。よって最初の2,000枚、ロットNo.001の2,000枚がコレクターの間では特に価値があるそうです。
初日ということで配布施設はどこもマンホールカードを求める人で大賑わいだったのではないでしょうか。そのどさくさに紛れて何回も列にならぶ転売ヤーが暗躍しています。
メルカリを覗いてみると、さっそくNEWの第14弾マンホールカードが続々と出品されています。
転売ヤーはタダでもらったくせに(交通費はかかっているかもしれませんが)平気に1枚1,000円以上の価格をつけています。
あつかましいにもほどがありますが、まあ需要と供給の関係ですね。しょうがないですね。
しかし売る方も売る方ですが買う方も買う方です。私は旅行のついでにマンホールの写真を撮影しますが、マンホールカード収集が旅行の主目的にはなりえませんし、そもそもモノの収集癖はまったくありません。
※ためるのはブログ記事だけ。(お金もかかりません。場所もとりません)
個人の趣味なのでとやかく言いたくはないですが、マンホールカードはやっぱり現地でもらってこそ価値があると思うんですがね。
現地の雰囲気を肌で感じ、マンホールのデザインからいろいろ現地の自然や歴史、名産品に思いをはせるのがいいと思うんですよね。
ところで自治体側がマンホールカードを配布するメリットは、自治体に実際に足を運んでもらい、自治体のPRになり、あわよくば来訪者が自治体内でお金を落としてくれるからですね。
まあ全体としてはメリットのほうが大きいんですが、一部の転売ヤーがが困った存在なんですよね。
実害はそんなに無いんですが、あまり度が過ぎるとマンホールカード発行の趣旨が損なわれ、自治体側の配布しようとするモチベーションが低下してくるでしょうね。
税金で作られたものが一部の者の懐を潤すために使われているからですね。
発行を取りやめる自治体が増えてくると、多くの純粋な愛好者たちの楽しみが奪われることになってしまいます。
私がこのように腹立たしく思うのは、マンホールカード配布が私の仕事とまったくの無関係ではないからです。
私と関係なかったら、どーでもいいことなんですけどね。