大阪市下水道科学館
大阪市下水道科学館にやってきました。大阪市此花区にあり、最寄り駅は阪神電車の淀川駅になります。
大阪市が管理する下水道事業をPRする施設で見学は無料です。
大阪市のマンホールカードの配布場所となっているため、マンホールカードコレクターが訪れることが多いかもしれません。
見学できるのは3~6階と地下1階です。
3階
見学は3階からスタートです。まずは大阪の下水道の歴史などについて勉強です。
大阪の下水道の始まりは豊臣秀吉が大阪城築城にあわせて作られせたという太閤下水が始まりだそうです。
昔は自然の川に💩をながしていたのでしょうか。
きっと都市の形成がはじまった中世から💩をどう処理するかは大きな問題だったのでしょう。
ちなみに大阪府某市にある私の実家は、今から42年前、私が小学校4年生の時に汲み取り式ぼっとん便所から水洗便所に変わりました。
それまではバキュームカーが定期的に来ていましたね。あのニオイ、嫌いではなかったんですけどね。
それと同時に便所紙もいわゆる「ちり紙」からトイレットペーパーに変わりました。
そういえば「ちり紙交換」もふつうにありましたね。
中央区の農人橋に、太閤下水を上からのぞくことのできる施設があるようです。ちょっと行ってみたくなりました。
大阪市の下水道ってどこにあるの?ということで、大阪市内には12カ所の下水処理場があるそうです。
けっこうな数があるものですね。この下水道科学館のお隣にも海老江下水処理場があります。
4階
こちらの下水道科学館は2022年にリニューアルオープンしたそうで、展示は子供が喜びそうな体験型のものもけっこう多いです。
下水道の点検を体験してみるコーナーですね。
そのほか体の動きをセンサーで感知して、下水道のポンプを操作したりするコーナーがあって、誰もいないことを確認して、私もその場でジャンプしたり手を回したりスクワットしたりしました。
他人に見られたら恥ずかしいです。(笑)
大阪市の下水道管の総延長は5,000km。下水処理場に近づくほど管が太くなるそうです。ちなみに下水とは💩を含む汚水+雨水になります。
マンホールは何のためにあるの。それは点検やメンテナンスのためですね。
下水を処理すれば汚泥が発生しますが、各下水処理場から圧送パイプで舞洲スラッジセンターに運ばれ処理されるそうです。むかしはトラックで汚泥を運んでいたそうです。
舞洲スラッジセンターと言えば、ハクション大魔王が住んでいそうなデザインの珍建築ですね。一度見に行かなくては。
汚泥は乾燥させて建築資材などになったりするようです。
地下1階
地下一階にやってきました。マンホール蓋の展示がありました。
いちばんよく見る大阪城と桜のデザインのマンホール蓋です。
大阪市の市章の入ったマンホール蓋は最近は見かけなくなってきましたかね。
大阪出身のゆでたまごが作者である「筋肉マン」シリーズのマンホールです。
実物かと思いましたが、よくできたパネルでした。実際のマンホール蓋の重量は60㎏あるそうですから危険だし扱いづらいんでしょうね。
筋肉マンマンホールは大阪市内に6カ所に1枚づつあります。
最近の下水管です。
大阪万博のマンホール蓋です。最近よく見かけますが、大阪万博は本当に2025年に間に合うのでしょうか。
メキシコにも逃げられてというニュースもありました。
6階
6階はサンルームのようになっていまいた。
花で作られたマンホール。
となりの海老江下水処理場です。
マンホールカード
マンホールカードは集めていませんが、ためしに貰ってみました。1階インフォメーションでいただけます。
ただし、QRコードからアンケートを読み取って、10問ほど回答しないといけなかったので、ちょっと面倒です。