夕刻の金沢駅鼓門です。
特急サンダーバード
夕食を食べに特急サンダーバード40号で福井県へ向かうことにしました。
この大阪行きの特急の停車駅は福井、京都、新大阪のみ。最高時速130㎞で北陸本線をかっとばし、福井駅まで42分で走ります。
もうすぐ開業する北陸新幹線の高架を右に見ます。
福井駅に到着しました。やはりサンダーバード速かったですね。😄
北陸新幹線が敦賀まで延伸されて、敦賀以北のサンダーバードやしらさぎが無くなってしまったら、大阪・名古屋からのアクセスは敦賀乗換えが必須になるし、値段も上がって不便になってしまいます。
地元的にはどうなんでしょう。福井市は北陸新幹線が開業することにより、東京に行く場合、米原経由より30分の時間短縮になるそうですが、この先の鯖江や武生などは北陸本線を走る特急が廃止されてメリットは無さそう。
福井からは在来線で武生へ向かいました。
越前市武生
目的の武生駅で下車しました。
武生のある越前市は紫式部ゆかりの地だそうです。来年の大河は紫式部を取り上げるんですね。人口は約7万8千人で、福井県では福井市、坂井市に次いで3番目に大きな町だそうです。
平成の大合併前は単独で武生市でした。福井県には越前市のほかに、越前町と南越前町があるので武生市のままで良かったという声もあったそうです。私もそう思います。
武生駅を出ると雨が本降りでした。
けっこう新しくて立派な越前市役所です。
マンホールは越前和紙の紙漉きのデザイン。
市内を流れる九頭竜川の支流、日野川のアユをデザインしたマンホール。
武生菊人形のマスコットキャラクター「きくりん」のマンホールです。菊人形が有名なのは、大阪の枚方市みたいです。
ボルガライス
総社大神宮の参道沿いにあるヨコガワ分店さん。
2年ほど前からその存在を知って、一度食べて見たかったボルガライスを提供しているお店です。
ボルガライスは武生のご当地グルメで、現在は市内の20店舗ほどで食べることができるそうです。
福井県武生市(現:越前市武生地区)で1980年以前に登場したメニューで、オムライスの上にカツをのせソースをかけた洋食である。 オムライスの中身がチャーハンだったりピラフだったり、かけられるソースもドミグラスソース、トマトソース、中華風あんかけ、カツもトンカツではなくメンチカツだったりと提供する店ごとに特色がある。
発祥の店や名前の由来は諸説あって、はっきりしていないそう。
小上がりの座敷席もありますが、カウンター席を主体とした比較的狭い店内です。
ネット情報によると、もともとヨコガワ本店があってのれん分けして分店が誕生しましたが、本店は店を閉めたため、こちらの分店しか存在していないそうです。
これがボルガライスです。思ったより小ぶりでした。オムライスにとんかつと聞いていたので、B級グルメ的料理を想像していました。
しかし食べてみるそのイメージは覆りました。まずデミグラスソースがむちゃくちゃ美味しいです。華やかでコクのある、高級洋食店のソレのような味です。
とんかつもサクサクで甘みがあって非常に美味しいです。オムライスも美味。
カウンターから調理の様子を見ることができますが、一品一品フライパンを使って丁寧に作られているのがわかります。
こちらは妻の注文したハンバーグとオムライスのセットです。ハンバーグも美味しかったです。
ついに念願のボルガライスを食べることができて満足です。😄
特急しらさぎ
来た道を駅に戻ります。
特急しらさぎで金沢へ戻ります。
鯖江、福井、芦原温泉、加賀温泉、小松などに停車します。
後はホテルに帰って寝るだけです。午後9時金沢到着予定です。