大阪から愛知へ戻る途中、寄り道して奈良県曽爾(そに)村を訪れました。曽爾村は奈良県東部に位置し、三重県と県境を接する人口1,500人ほどの小さな村です。
屏風岩公苑
このあたりは室生火山群で1500万年前に噴火した名残の山々があります。死火山とはいえ関西で火山は珍しい。
屏風岩は柱状節理の高さ200mの大岩壁が幅2㎞にわたって続きます。
その麓は公園になっていて春は桜、秋は紅葉の名所になっています。あれっ、なんか変なものがある。
かんなくずを使ったアート作品でした。
屏風岩公苑は山の中腹にあり、下からすれ違うのも困難な道をかなり登ってきました。そのおかげで山々がきれいに見えます。
松茸ごはんの昼食
山を下りて集落にあったお店でお昼ご飯を買いました。(曽爾村はコンビニ無し)
まつたけごはん!?
まつたけごはん(680円)を購入。容器からして村で手作りされたようですが、ちゃんと松茸の味と香りがします。思わぬところで今年初まつたけ。
一面ススキの曽爾高原
曽爾高原の村営駐車場。1台800円。ススキが見ごろの時期になってきましたので、平日でも車が多く止まっていました。
曽爾高原は倶留尊山(1037.6m)のふもとに広がる高原です。ここに来るのは4回目か5回目です。好きな場所のひとつです。
関西では山好きを中心にボチボチ知られていますが全国的知名度はほぼゼロ?
曽爾高原は夏は緑一色、秋はススキの穂で銀色になります。
ハイキング客とただの散策だけの人の両方で賑わっていました。
トンボがいました。
高原のくぼ地はお亀池という湿地になっています。
少し坂を上ってお亀池を眺めます。
草原の向こうに見えるのは昼ごはん前に行った屏風岩、および鎧岳、兜岳といった室生火山群の山々。
遠足の小学生や幼稚園児もいました。学校行事もだいぶ再開されているんですかね。
高原にある国立曽爾青少年自然の家。40年前に小学校の林間学校で来たことがあります。ちょうどこの場所でキャンプファイヤーをした記憶があります。
オリエンテーリングなんてものもやりましたね。
まだまだ暑いです。
この場所がもっともススキの穂が出ていました。
景色がいいとちょっと似たような写真が多くなってしまいますね。
ススキの見ごろは今月末から来月上旬くらいが良いのかもしれません。ちょっとまだ早いような気がしました。それでも十分楽しめましたが。
ススキの他に見かけた植物。