18きっぷ利用の神奈川・千葉への1泊2日旅行の続きです。前日の夜発でかなり忙しい旅行です。もっとゆっくりできればいいんですけどね。諸事情が・・
横須賀線で久里浜へ
午前7時、ちょっと寝不足気味ですが、宿泊していた相鉄フレッサイン藤沢駅南口を出発。
朝いちばんは曇り空でした。
大船で横須賀線に乗り換えて久里浜へ向かいます。
車窓から眺める田浦付近の横須賀港。
40分ほどで終点の久里浜駅に到着。
横須賀駅もそうですがJRのほうはローカル線感が漂います。
久里浜の街歩き
いっぽう京急久里浜駅は立派ですね。横須賀中央駅みたい。
通りにはマリノスの旗が通りに飾られてますが、マリノスは久里浜と関係ある?
調べてみると2022年からマリノスのトップチームの練習場が新横浜から久里浜にうつるんですね。
久里浜1丁目公園(旧くりはまみんなの公園)〈再整備工事中〉|横須賀市
とりあえず腹が減ったので朝食を食べることにします。
安易な選択でマクドナルドにしました。楽天の期間限定ポイントが消費できて、温かいコーヒーが飲めて満足。
ペリー公園
久里浜港に向う途中にペリー公園がありました。
ペリー提督上陸の記念碑。裏面は英文になっていまいした。
ペリー記念館。9時からのオープンで、まだ開いていませんでしたが、どちらにしろ年末で休館?
ペリー提督の胸像がありました。Wikiとかに載っているデブのおっさんの姿と比べるとずいぶんとカッコいい。
東京湾フェリー
海に出ました。房総半島がすぐそこに見えています。
まもなく東京湾フェリーの久里浜港乗り場です。
ちょうど対岸の金谷からやってきたフェリー「しらはま丸」が着岸するところでした。これに乗船します。
しらはま丸は総トン数3,501トン、旅客定員580名。車両積載数はトラック36台・乗用車110台・バス16台。住友重機械工業(浦賀)製造。(あれっ、なんか聞いたことのある会社だな)
今は無き浦賀ドックの遺産ですか。(ドック跡はある。浦賀ドックもいちど行ってみたいですね。)
東京湾フェリーは以前は3隻で運行していましたが、アクアラインの開通で大打撃を受け、乗船客数は減少、今は2隻での運行体制のようです。
しかしこの日の切符売り場は賑わっていました。年末休みに入って朝の適当な時間の便ということでしょう。
車輌があると係員のいる窓口での購入になりますが、私は徒歩乗船なので列に並ぶ必要はなく、券売機で購入でした。
料金は金谷まで800円です。
乗船待ちのバイクや車です。チャリダーも大勢いました。
徒歩乗船は2階からブリッジで。
ブリッジ内部です。
ほぼ一番乗りです。広い船内です。
食べ物、飲み物やお土産を販売する立派な売店がありました。
上部の甲板はオープンな空間です。もっと寒いかと思っていましたが、思いのほか好天に恵まれ暖かい朝でした。
温暖な三浦半島だから?
望遠鏡もありました。
ドーベルマンも乗船していいようです。(゚∀゚)
汽笛が鳴ると出港です。午前9時25分です。
金谷港までは40分の船旅、距離にして11kmです。
JERA久里浜火力発電所。石油火力から石炭火力への転換がはかられて現在工事中のようですが、いろいろ問題ありそう。
あ、富士山。
かなり下の方まで真っ白です。
走り出すとさすがに風が冷たい。
久里浜行きのフェリーとすれ違います。かなや丸です。
漁船の集団。大型船が頻繁に行き交う浦賀水道ですが漁業も盛んなんですね。
伊良湖水道と似ている。
房総半島へ上陸です。正面はこれから向う鋸山です。
フェリーターミナルで💩して、準備OK。いざ鋸山へ。
(要らない情報?)
鋸山
金谷漁港の横を歩きます。
最初は鋸山に歩いて登ろうかと思ってYAMAPの地図もダウンロードしておいたのですが、気が変わってロープウェイで向かいます。
鋸山は標高329m、房州石と呼ばれる凝灰岩の石材の産地として、江戸時代から石が切り出されてきたそうです。そのため山にはのこぎりのようなギザギザの断崖絶壁が残され、鋸山と呼ばれるようになったそう。
鋸山ロープウェー
ロープウェイは乗車待ちでかなり長い列ができていました。人気の観光地なんですね。
混雑緩和のためこの日は5分間隔での運転を行っていました。見た目より回転は早かったです。
ロープウェーは片道500円、往復で950円でした。
往復切符を購入しました。切符は今どき珍しい硬券で、入り口でハサミを入れていました。
スイス製のゴンドラだそうです。定員41人。女性の車掌さんも乗り込みます。
山頂駅には4分で到着。山頂駅直下の断崖絶壁がすごいですね。
ロープウェーはロープが切れたらどうなるんだろう?と、たまに考えてしまう。
鋸山山頂
ロープウェイの駅からすぐ、鋸山の山頂がありました。標高329mです。
日本寺
鋸山の山頂付近と南麓は日本寺というお寺の管理になっているんですね。拝観料700円です。知らなかったので思わずこのまま帰ろうかと思いました。
拝観料を支払う管理署は北口、西口、東口、大仏口と4か所あり、仮に金谷から徒歩で登ってきても、北口で支払うことになります。
百尺観音
切通しの岩が何だかインディ・ジョーンズの舞台となったヨルダンのペトラ遺跡みたいじゃないですか😮
かっこいい。
岩に掘られた百尺観音像。百尺だから30m。ほんとにそれくらいありそう。
これだけで700円の価値がある。
地獄ののぞき
鋸山でおそらくもっとも人気な「地獄ののぞき」。
こちら側とペアになって記念写真を撮っている人もいて回転が悪い。
おかげで順番待ちの大渋滞。私は一人なのでパス。
こちらは地獄ののぞきの近くの別の山頂展望台。鋸山は高い山ではないですが眺望はいいですね。想像していたいたより、ずっといいところでした。
館山方面。
日本寺大仏
もうひとつの人気スポット、大仏さんを目指して山を下る途中にあった石仏群。そんなに古くはなさそうですね。
岩のトンネルをくぐります。
20分ほど山を下り大仏さんに到着。
立派な大仏です。高さ31m、奈良の大仏より約13m大きいそうです。
このあとロープウェイの駅まで山を登り返します。まあまあキツかった。お年寄りには厳しいですね。
お年寄りというわけではないですが、私が後ろにいるのに、「死ぬー」「ゔえー」と奇声を上げながら階段登っているオバサンがいたので、怖くて抜かしました。
下山して浜金谷駅へ
下りもロープウェイです。楽チン。
フェリーターミナルまで歩き、なめろうなど鯵の料理がおいしいらしい波留菜亭という店に行きましたが、お昼どきということもあって店の外まで行列。
無駄な抵抗はせず、素直にあきらめました。千葉名産ピーナッツのお土産など3種ほど買って退散しました。
r.gnavi.co.jp
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浜金谷駅
内房線の浜金谷駅です。
カラフルな電車で木更津に向かいます。
つづく