まーきちのお気楽生活

正社員からバイト暮らしを選んだ旅好きなおじさんの日記

三井住友銀行に行ったら「賢者の年金」というのを勧められた

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目次

 

 

新担当者から話をしたいと電話

 

三井住友銀行は投資信託や保険商品の取引でお付き合いがあります。先日、話がしたいと新担当者から連絡がありましたので、今日行ってきました。

 

現在、三井住友との取引額は投資信託200万円+保険商品なのですが、我が家に遊んでいるお金がまだまだあることを知ると、担当者(若い女性)は先日の金融庁の年金2,000万円不足問題を引き合いに、目の色を変えて下記の商品を勧めてきました。

 

www.nw-life.co.jp

 

「賢者の年金」らしいです。賢者というと「できる男は~」や「違いの分かる男は~」みたいに、なにかこう男心をくすぐるものがありますが、向こうからしたら賢者ならぬ「ネギしょったカモ」の年金かもしれません。

 

賢者の年金の中身

 

紹介してもらったのは米ドル建てのタイプで、例えば700万円を今支払います。10年据え置き期間があり、10年後(私は59歳)から20年にわたって年金がもらえます。その20年間の平均為替レートが今と同じだとすると、総受取額は937万円となって133.8%の返戻率となります。59歳から79歳の20年間にわたって毎月39,000円受け取れます(手数料込)もし私が途中で死んだ場合は妻がその年金を引き継ぐことができます。

 

これだけ聞くとすごい有利な商品のようにも思えます。問題は為替の動きで円安に進むと受取総額は増え、円高になると減ります。損益分岐は1米ドル=80.44円のラインになります。

 

30年も資金を固定するのはちょっと・・

 

まあしかし、向こう30年の話なんてギャンブルみたいなものですね。それこそ第3次世界大戦が始まるかもしれませんし。年金と名前はついていますが為替次第のリスク商品ですね。うまくいけば儲けものだし、いかなかったら損するだけ。損益分岐を下回ることはないかもしれませんが、これから先30年間にもっとおいしい話があるかもしれませんし何とも言えませんね。

 

この商品の場合、年利にすると1.9%ですので定期預金に比べればかなりマシですが、投資の才のある人ならもっと高率で運用することも不可能ではないと思います。

 

といって投資の才能はないので株など運用で利益出す自信もないです。資産の一部を外貨で持つのも悪い話ではありませんし。ちょっと心が揺らいでいます。もしかしたら「ネギしょったカモ」になってしまうかもしれません・・・・