今使っているシャンプーがこちらなんですが、あまりドラッグストアとかで売っていないんですね。ちょっとお婆ちゃんが使いそうなシャンプーです。
洗浄力がそこまで強くなくて香りもきつくないので気に入っています。市販のテレビでよくCMをやっているシャンプーはダメですね。乾燥する春や秋になると頭がかゆくなります。たぶん洗浄力がきつすぎると思います。
この愛用のシャンプーも無くなりかけで、そろそろどこかで買わないといけないかと思っていましたら、たまたま次のような記事が目に入りました。
「ホームレスにハゲや薄毛はいない」
友人のこの言葉をきっかけに、技術士の杉浦和史さん(69)はシャンプーをやめて、“ノープー”になった。この友人宅で風呂に入ったとき、シャンプーの類いがいっさいなかった。その理由を尋ねると、
「シャンプーは髪にとって必要な保湿成分まで洗い流してしまう。それを補うためにさらにヘアケア商品をあれこれ使うなんてばかばかしい」
イケメンで知られる友人がたわわな髪で語る「ノープー理論」には説得力があった。すぐに実行に移すことはなかったが、言葉が脳裏によみがえったのは10年ほど前。髪の生え際が気になり始めてからだ。
「改めて町を見回して、友人の言葉に納得。育毛剤も試しましたが、思い切ってシャンプーをやめました。10年ほどたちますが、年齢のわりに髪はあるほうだと思います」(杉浦さん)
たしかに街で見かけるホームレスの方々はハゲや薄毛の割合は少ないような気がします。そしてハゲは途上国より先進国の方が多いかと思います。
先の坪井教授は「洗いすぎ」を問題視する。歴史をひもとくと、江戸時代の洗髪は月に1、2回。「シャンプー」という名の商品が登場したのが昭和元年で、記者が生まれた1960年代の新聞広告には「5日に一度はシャンプーを!」とある。毎日洗うようになったのは、ここ30年ほどのことだ。内風呂の普及と80年代の朝シャンブームが拍車をかけた。坪井教授は言う。
シャンプーの習慣はここ30年~40年くらいなんでしょうかね。案外シャンプーしなくてもいいものかもしれません。
そもそも製造業や小売業など売り上げを伸ばすために「市場の創造」が求められることがありますが、シャンプーもその一つだったのかもしれません。
衛生関連商品はだいたいそうですね。テレビCMでも、わかりやすいようにばい菌のキャラクターを登場させて、トイレを筆頭にいかに身の回りの物が汚いかと人々にイメージさせます。そしてそれほど必要でもない除菌剤や抗菌剤などをバンバン売りつけます。
医療機関や外食産業などは衛生に気を使ってもらう必要はありますが、一般人の日常生活でそこまで気にしすぎるのもどうかと思います。
私は体を洗うのは2年前からボディーソープから固形石鹸に変更しているので、もう少し涼しくなったら頭も一日おきくらいで固形石鹸で洗おうと思います。残りの日は湯だけで試してみます。どうでしょう?髪の毛がゴワゴワになりますかね。やってみないとわかりませんね。
でも若い頃は皮脂が多かったのか、フケが出ることもありましたが、最近は枯れてきて脂分も少ないような気がします。洗いすぎは良くないような気はします。