マレーシアはボルネオ島のコタキナバルを訪れた旅行記です。
目次
ユニークなマレーシアのラウンドアバウト
キナバル山公園を散策した後はポーリン温泉に向かいます。ボルネオ島の道は、交差点がラウンドアバウトになっているところが多く、中心には地元の名産品の像が設置されますが、ここは乳牛のようです。
ここは巨大な白菜。ラウンドアバウト巡りをすれば楽しそうです。ただし一時停車できる場所がなかなか見つからないですが。
ポーリン温泉に到着しました
ポーリン温泉に到着しました。第二次世界大戦中に旧日本軍が掘り当てた源泉があり、地元の人から観光客まで連日賑わうサバ州の有名な観光地です。
こちらがポーリン温泉の源泉でお湯の温度は60度、硫黄のニオイがします。
屋根の下にいくつもの浴槽があり、自分で蛇口をひねって温泉に入るようです。イスラムの女性は水着の上にTシャツ、頭にヒジャブといういでたちで入っています。あくまで露出控えめです。
スリル満点のキャノピーウォークへ
まわりは熱帯雨林で、ガイドさんによるとこのあたりは2012年までは野生のオランウータンが生息していたそうですが、保護され別の場所へ移動したそうです。
ポーリンは現地語で竹を意味し、実際に竹も生えています。
ポーリン温泉の名物アトラクション。木々につり橋を架けたキャノピーウォークです。スリルたっぷりの長短5本のつり橋が連続します。
キャノピーウォークへのスマホ持ち込みはカメラ代として5RM(135円)徴収されます。まあ税金みたいなものです。素直に払いましょう。メンテナンスにもお金がかかりますし、ガイドさんによると3年ごとに交互に場所を変え橋を架け変えるそうです。
キャノピーウォークは一つのつり橋につき最大6人までしか同時に渡れないというルールがあります。
なかなか高度感があり、最も高いところは地面から40mの高さがあるそうです。最初に橋を架けた人はすごいですね。
このつり橋を支えているロープが巻き付いている先はジャングルの巨大な木です。鉄塔などではありません。
つり橋は鉄のワイヤーで吊っているのかと思ったら、化繊のロープですね。100パーセント信用していいのでしょうか。高所恐怖症にはきついです。(笑)
本物のラフレシアを見てみる
ポーリン温泉の近くにはラフレシアが咲いている場所がありました。ラフレシア見学はツアー料金に含まれていません。というのもラフレシアの開花期間は1週間と短く、常に咲いているわけではないからです。
もしラフレシアが咲いていたらこのように道沿いに看板が出るので、開花したことがわかるそうです。そういうことで今回はラッキーにも咲いているようです。
入り口には土地の所有者が建てた料金所があります。入場料は思いのほか高く一人30RM(810円)です。まあそれでもラフレシアの実物が見られるということなら大抵の人が払うでしょうね。
ちなみにガイドさんによると、ラフレシアが調子よく咲くと土地の所有者は一気にお金持ちになるそうです。
ただしラフレシアは寄生植物なので、長期間咲かないこともあるそうです。所有者はいつラフレシアが寄生してもいいように、ラフレシアが寄生するという木のつるを大事に管理するだけなようです。
こらが実際のラフレシアです。直径75㎝です。木の柵で囲まれていて触ることはできません。
なんかニセモノのようですが本物です。よくラフレシアは腐った肉のニオイがするといいますが、特にニオイはありませんでした。
ラフレシアは5種類くらいあってインドネシアのラフレシアが臭くて大きさももう少し大きいそうです。