私は正社員の職を辞めた後、定職の無い1年ちょいの失業保険受給期間がありました。その後はバイトでフルタイムで働いています。
フルタイムですが正社員からバイト(今は正確には準社員)へ、そして仕事場も家近くとダウンシフトを実現しました。
ストレスが少なく自由度の高い今の生活に満足しています。
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働いたらセミリタイア失敗?
セミリタイアブログでは、セミリタイア後に諸事情で再び働くようになったらセミリタイア失敗のように書かれているものが多いです。
でも本当にそうなのかなと思います。
セミリタイアしているうちに働きたくなって働くのは負けでも何でもないと思います。
休めば働きたくなってくるのは自然の摂理だと思います。
社会と接点を持ちたいという欲求も出てくるでしょう。
おそらく書いている人は、セミリタイアしたのにまた働くのは事前の計画ができていないから、覚悟が足りないからだと言いたいのでしょう。
しかしいったん立ち止まって休むことができたのですからそれでもいいのではないでしょうか。
目指すべきライフスタイル
しかし本当に最強なのは休むときには長期で休んで、飽きてきたらまた働きだすというフレキシブルなライフスタイルじゃないですかね。
海外では比較的このライフスタイルは多いと思います。働き盛りの年代でもけっこう長期で休みます。
日本の場合、なんかセミリタイアならセミリタイア道みたいなものがあって、自由になるためにリタイアしたのに結局のところ、これはやってはいけない、あれはやってはいけないと先輩セミリタイアラーや自分の作った型に縛られすぎなような気がします。
それも疲れちゃいますよね。
他人のライフスタイルは参考になるところもありますが、自分の人生ですので自分でオーダーメイドする必要があります。
目指すはタコライフ
ということで私はセミリタイアではない、セミリタイアのさらなる進化版の「お気楽生活」を目指します。
お気楽に働きお気楽に遊ぶ。
目指すのは自由自在のタコのようなしなやかなライフスタイル。
タコはすぐれたハンターで獲物を捕食するときは俄然スピードアップ、そして天敵から逃げるときは墨を吐き、周囲の環境に合わせて擬態しひっそりと隠れる。
やる気のない時はタコつぼ内で休憩。
このオンとオフの落差のすごさ。適応力の高さ。
興味のある仕事はやるが、興味のない仕事は逃げる。(興味は無くても必要な仕事はするけど)
お金が少なくなったらちょっと頑張って働き、余裕ができたらほどほどに働くか休む。
疲れたら一休みして、そしてまた走り出す。
名付けて「タコライフ」
セミリタイアより労働の割合は多いけども、精神的に会社には依存していません。(正社員と比べるとセミリタイアの労働が0~2なら、タコライフは5~7程度)
さらにタコライフの場合は正社員に戻るのもアリですね。そしてまた辞めるのも。なにせルールはありません。
変幻自在のタコをルールで縛ることはできません。
しかし現実にはセミリタイアほどではありませんが、タコライフの実現は難しいです。
日本では終身雇用や年功序列は崩壊してきていますが、まだまだ定年まで勤めたら大きな退職金がもらえるシステムです。
家や車をローンで買っていると経済的に足枷をはめられているようなものでしょう。
雇用の流動性も低いし、途中でレールを外れるのは難しい社会です。いったん会社をやめると新たに仕事先を見つけることができるかと不安もあるでしょう。
これが日本社会の閉塞感の元凶ではないでしょうか。
しかしいったんレールから外れると人生の選択肢はほぼ無限大にあります。
ブログ村のセミリタイアカテゴリーの割合を減らした
そういうことで私の目指すライフスタイルはもはやセミリタイアではないので、ブログ村のセミリタイアカテゴリーの割合を10パーセントまで減らしました。
これによりアクセス数は4割くらい減ったような気がします。
また同時にセミリタイア色の強いブロガーさんの読者登録も外しました。
自分自身セミリタイアカテゴリーの上のほうにいたときは、なんかセミリタイアに役に立つことを書かないといけないかなとプレッシャーに感じていました。
しかし今ではランキングはIN も OUT も150位以下、へんなプレッシャーがかからなくて良いです。
セミリタイアしなくても楽しくやっているので、あえてセミリタイアカテゴリーで頑張らなくてもいいかと思います。