まーきちのお気楽生活

正社員からバイト暮らしを選んだ旅好きなおじさんの日記

同窓会コンサートーそして僕は途方に暮れるー

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ユーチューブで昔の音楽を聴くのが好きです。

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寄せ集めコンサート?ごちゃまぜコンサート?同窓会コンサート?なんと呼んだらいいのでしょう。

 

そこそこ知名度のある往年の歌手(単独では大きなホールでコンサートを開けないくらいの歌手)が集まってコンサートを開催することがよくあると思います。

夢グループなんかが有名ですかね。

 

yumeconcert.com

 

こういうコンサートは出演者側としても集客の心配しなくて良い、ギャラは安いけれども年間を通して収入の見込みが立つ、シニア世代になった歌手も短い時間だけステージに立てばいいので体力的に楽、昔のヒット曲を歌えばそれなりにお客に喜んでもらえ承認欲求が満たされるというメリットがあるようです。

 

以前知人からチケットをもらいうけてこのようなコンサートに行ったことがあります。出演歌手は夢グループほど年寄りではありません。

 

原田真二、大沢誉志幸、狩人、辛島美登里、葛城ユキ・・・あまり覚えていませんが70~80年代に活躍した人たち。

 

 

会場は大きなホールでそこそこ人は入っていましたが、おそらくスポンサーの車のディーラーからチケットをもらった人たちが大半なのか聴衆の熱量に欠ける感じです。

 

ま、みんなタダだから来た人たちでしょう。

 

 

しかしそんな中、私が唯一楽しみにしていたのは大沢誉志幸です。個人的には彼の「そして僕は途方に暮れる」は80年代J-POPの最高傑作のひとつだと思っています。

 

中学生の時でしょうか、カップヌードルのCMで知り、その曲の世界のカッコよさに衝撃を受けました。

 

youtu.be

作詞:銀色夏生 作曲:大沢誉志幸 編曲:大村雅朗

 

 

しかし肝心のコンサートではオリジナルからほど遠い、こねくりまわしたアレンジでちょっとがっかり。

 

大沢さんとしては昔のままでなく進化させて歌いたいという思いなんでしょうけど、この作品に関しては天才大村さんの編曲があっての曲です。このオリジナルのイントロ以外考えられません。

 

大村雅朗 - Wikipedia

 

こういうコンサートは聴衆は懐かしさを求めてやってきているので、やっぱりオリジナルがいいと思うんですね。単独コンサートだったらいろいろ挑戦するのはアリだと思うんですが・・

 

客席の暗闇の中でちょっと途方に暮れている「僕」がいました。

 

 

またどなたか忘れましたが、女性歌手の方です。「さあここに来たのも何かの縁。みなさん立ち上がって手をつなぎましょう!!」と言われましたが、そんなこと背筋が寒くてとてもできません。

 

そんなことを楽しみにやってきたのではないのです。

 

そもそもが観客みなさん強い動機を持ってコンサートに来ているわけではありません。タダだから来ているのです。

 

そんな聴衆ですので連帯感なんかハナからありません。

 

こういうのすごい苦手です。私だけじゃないはず。みんな途方に暮れていました。

 

この手のコンサートは座って自宅で歌番組を見るような感じで観覧したいものです。

 

でもタダだからあんまりケチつけたら良くないですね。