ちょっと古いダイヤモンドオンラインの記事です。当たり前といえば当たり前の内容です。
記事より一部引用します。
会社員は、勤務先の倒産やリストラなどによる突然の失業に陥らない限り、年間の収入が数百万円も減る事態にはならない。50代のうちは、ボーナスの変動が多少あったとしても、横ばいの年収が続く人が大多数だ。
ところが60歳で定年になると、収入は激減する。59歳で年収はピークを迎え、定年後に勤務先の再雇用制度を利用して働いたとしても、年収は大幅に減る。50代のときの半分以下、人によっては3分の1くらいまでダウンする。
一般的に定年後には収入が激減してしまいます。現役時代の収入が高いほど、ふつうは生活レベルが上がっているので、その収入減に対応するのが難しくなります。
収入の激減は定年を迎える60歳時と再雇用の終わる65歳の2回あります。
再雇用契約が65歳で終わり、年金だけの生活になると、もう1度収入がダウンする。公的年金の額は現役時代の収入を反映するため、減少幅は人によって異なるが、40年前後厚生年金に加入していたとすると、180万~240万円くらいだ(老齢厚生年金と基礎年金の合計額)。
そこでカギになるのは年金受給が始まるまでの60歳から65歳までの過ごし方。ここで高い生活レベルを維持すると貯金はみるみるうちになくなって老後破綻に近づいてきます。
いちど上げた生活レベルを下げるのは難しいですね。
私の場合を考えると、ローソン新浪社長ばりの時代の最先端を行く、45歳定年で会社を辞めました。
(正確には46歳。正直言うとセルフリストラですね( ゚Д゚))
その後は1年余りの失業保険受給生活を経て、バイト生活となり、今は安定の低収入。
そう考えると60歳、65歳で激減するほどの収入がもともとありませんから、あわてる必要も無いです。いまも定年後のような生活ですので、おそらく60歳以降もこんな調子。
これは考えてみると低収入生活の隠れたメリットなのかも。
今の生活レベル(実質月20万くらい)を維持して、節約と投資で毎年着実に貯金を積み上げていけば、老後にそんなに慌てなくても済みそう。
今の生活レベルでもけっこう豊かだと思っていますし、ぜんぜん無理している感じはありません。
一方わたしの知人には会社勤めですが年収1,200万超、趣味や外食、家のリフォームなどでバンバンお金使っている人がいます。高い生活レベルを謳歌していますが、案外この先逆転できたりして。
うひひ。10年後、15年後が楽しみ。
(我ながら嫌な奴だなあ)
例えていうならガソリン食いまくりのアメ車と燃費のいい日本製のコンパクトカーみたいなものですね。
それともうさぎとカメか。
でも最強なのは高収入で生活レベルが低い人に間違いない。