北陸2泊3日旅行の2日目です。砺波市を訪れた後は氷見市に移動しました。
氷見線
高岡駅からか氷見線に乗って氷見駅を目指します。氷見線はJR西日本のローカル線で、高岡駅と氷見駅の間、16.5㎞を結びます。
景色がいいことで有名な雨晴海岸を通過します。
雨晴駅では結婚式の前撮りもやっていました。特に許可はいらないのかな?
氷見駅に到着しました。氷見線も城端線と同様に縦揺れがひどかったです。
氷見漁港へ
到着した列車に合わせてやってきた、氷見市のコミュニティバスに乗り込みます。
乗客は私たち二人だけでした。料金は均一で一乗車100円でした。
氷見漁港前バス停で下車して、漁港内の魚市場を目指して歩きます。
氷見漁港の第一の特徴は、定置網漁法による漁獲である。富山湾は1000m以上の深度を持ち、深海の冷水が海面近くまで上昇する好漁場として知られるが、氷見付近は大陸棚が5km沖合まで発達しており、浅い海が広がっている。そのため、氷見沖合では天正年間(安土桃山時代)より定置網漁法が発達した。21世紀初頭における氷見漁港の漁獲の約8割は定置網漁法によるものである。氷見に発祥した定置網漁法は、越中式定置網と呼ばれている。
氷見漁港の水揚げは、春のイワシ・夏のマグロ・冬のブリで特徴づけられる。特に冬のブリは寒ブリ・氷見ブリと呼ばれ、氷見の名産品として知られている。
氷見漁港には、競り市が行われる氷見魚市場が設置されている。その他、漁港からは寒ブリ漁を見学する観光船が発着し、また競り市の様子も見学できる。
魚市場食堂
魚市場の建物内にある魚市場食堂がお目当て。市場直結の新鮮な魚介を食べられるそうです。
食堂のある2階からは市場の様子を見学することができますが、時間が遅いので一部の出荷作業が残っているだけでした。箱に大きな魚が一匹ずつ入っていました。ブリかな?
魚市場食堂ですが、まったく人の気配がありません。ちょっと不安になりましたが、恐る恐る魚市場食堂に入ってみました。
意外にも店内は広く、大勢の食事客で賑わっていました。観光客も多そうです。
メニューです。海鮮だけでなくラーメンやカレー、氷見うどんなどもあります。
しかしやっぱり海鮮丼でしょう。私は氷見浜丼の中盛、妻は小盛りをオーダーしました。
氷見浜丼の中盛りです。店員さんから丼にのっている魚の説明がありましたが、鰆とスズキとメジナともう1種類ですが忘れてしまいました。
ブリかハマチっぽいような気もします。
私はマグロやイクラにこだわりは無いので、下手に冷凍もののマグロや遠く運ばれてきたイクラを使うより、こういった新鮮な地魚を使用したもののほうがうれしいです。
鰆は炙られていて脂の甘みがきわだちます。スズキはコリコリ、メジナはねっとりした感じ。
ここまで食べに来て良かったと思わせる美味しさですね。
丼を頼むと、もれなく大きなつみれ団子が入った漁師汁が土鍋で提供されます。(写真は2人前)
いい出汁が出て美味しかったです。😄
白エビコロッケも注文しました。
こちらも絶品。😄 ごちそうさまでした。
藤子 不二雄Ⓐ先生の生まれた町
魚市場食堂から氷見駅まで歩いて戻りました。
氷見市は藤子 不二雄Ⓐこと安孫子素雄先生は氷見市内のお寺の家に生まれ、10歳で高岡市に引っ越すままで、ここ氷見市で少年時代を過ごしたそうです。
メインストリートには先生の作品に登場したキャラクターの像が並びます。
忍者はっとりくんも安孫子先生の作品。さきほど乗車した氷見線、城端線には忍者はっとりくんラッピング車両も走っているそうです。残念ながら見かけなかったですね。
知らないなあ。
笑うセールスマンは安孫子先生だったんですね。
けっこう大がかりな忍者はっとり君のからくり時計もありました。
ゆっくり歩くと楽しそうですが、氷見線の列車に乗り遅れると、かなり待たないといけなくなるため先を急ぎます。