日経平均も4万円を超え、株価が順調に推移していますが、下記のような論調のニュースも多いですね。
日本は共産主義国家ですかね? みんな横並びで富まないといけないのでしょうか。
株高の恩恵が一般庶民に及ばないというニュースです。
一部引用します。
「株？ 私は全く分かりません。お金がないし、余裕ができたらやるものですかね」
JR新宿駅近くでチラシ配りをしていた男性（23）は冷めた表情だ。最近、地方から東京へ引っ越してきたという。「景気が良くなっているとは全く感じないです。物価は上がっているし」
大型書店の前にいた女子学生（20）も無関心だ。アート専攻で読書好きだという。「同い年の友人がNISA（少額投資非課税制度）をやっています。私も勧められたけど、頭良くないとできないから、と言って断りました」
一方、隣にいた男子学生（20）は「お金があったら投資してみたいです」と興味津々の様子だ。今の株価上昇率をみると、挑戦したほうがいいと思うそうだ。「真面目に働くだけでは、将来満足に暮らせるのか心配です」とも付け加えた。
記事元は毎日新聞ですが、ちょっとインタビューを受けている人たちが若すぎて、サンプルとしてはあまり良くないかもしれません。
株（投資信託でもいいでしょう）も持っていないのに株高の恩恵を直接的に受ける方法があったら教えてほしいものです。
基本的に株価が上がって、利益を得ることができるのはリスクを取って株に投資した株主です。
恩恵を受けた株主がお金をジャブジャブ使えば、株を持っていない人にも多少の旨味が回ってくるかもしれませんが、自分から動かずに受け身の姿勢ではなかなか恩恵にあずかるのは難しいでしょうね。
不満言うくらいなら毎月1,000円でも投資しなさいと思いますが、記事中に出てくる女の子のように「私頭悪いから・・」という理由で思考停止になっている人も多いと思います。
証券口座を開設したりするのを、面倒くさいと考えている人もかなり多いでしょうね。🤔
それはともかく、マスコミの株価があがっても恩恵にあずかれない人たちというワンパターンの報道は駄目なのでは。
よく言えば清貧、悪く言えば貧乏を好むお金嫌いの人も一定数いると思うので、そういう人たちにはこういう報道は心に刺さるのかもしれませんが、○産党の○旗新聞みたい。
弱者に寄り添う姿勢を見せているようで、その実なんの役にも立っていないという💩みたいな記事です。
（諸事情で株を購入できない方もいらっしゃるのでセーフティネットは否定しません。でも五体満足ならちょっとは主体的に動いたほうがいいのではと思います。投資するしないは自由ですが、しないのに何でもおねだりするのはいかがなものかと考えます。）
