午後9時半、宇都宮駅の東口です。
ここから昨年2023年8月6日に開業した宇都宮ライトレールが出ています。日本で75年ぶりに新しく誕生した路面電車です。
2年ほど前に宇都宮に来た時はまだ工事中でしたので、完成してどうなったのか気になります。
利用者からの評判は上々というニュースを耳にしたことがあります。
疲れたので早く宿に行きたい気もしますが、せっかくなので乗ってみることにしました。😄
次世代型路面電車と言われる宇都宮ライトレール。
起点は宇都宮駅東口、終点は芳賀・高根沢工業団地で宇都宮市の東部の芳賀町まで走ります。路線距離は14.6㎞です。
新しいHU300形の車両は路面電車のレトロなイメージを覆すような未来的なかっこいいデザインです。
3両編成です。
全てのドアにICカード読み取り機が取り付けられています。乗車はずべてのドアから可能で、降車は先頭車の一番前のドアからとなります。
ほぼバスと同じですね。いちおう先に下りる人を下してから、乗車用のドアを開けていたと思います。そうしないとタダ乗りする人がでそうですね。
現金の場合は駅のホーム上にある整理券発券機から整理券を取って、運転席のところでお金を払います。
運転席部分です。見えるだけでもモニターが6つあります。
座席シートです。
終点まで行くとお金もかかるし戻ってくるのが大変なので、初乗り区間で一番遠い「宇都宮大学陽東キャンパス」まで行きました。
ベルモールという大型商業施設の目の前です。
ここで引き返しました。
ライトレールの乗り心地は路面電車にしてはびっくりするくらい滑らかです。
振動も音も少なく滑るように走ります。この乗り味は新感覚ですね。
特別のレールを使っているんじゃないかと思うくらいです。🙂
途中で国道4号線をオーバーパスする高架橋があります。
通常の鉄道では絶対あり得ないくらいの急勾配ですが、すーっと苦も無く登っていきます。
面白いですね。
鬼怒川の東側に行くともっとアップダウンがあるので、さらに楽しめるようです。
帰りに乗ってきた車両は宇都宮ジャパンカップサイクルロードレースのラッピング車でした。
元ローディとしてはうれしい。
ライトレールですが、宇都宮駅の西側への延伸計画もあるそうです。
東武宇都宮駅と連絡できればもっと便利になりそうです。