大阪に帰省しました。
寝屋古墳
JR学研都市線の寝屋川公園駅です。寝屋川市の東部になります。
駅前には大きなマンションがあります。
また北西側には野球場や陸上競技場もある緑豊かな府立寝屋川公園が広がります。
公園の一角にあるのが大阪府指定史跡の寝屋古墳です。
古墳時代後期の円墳で直径22m高さ5mの規模で、北河内地区最大である全長10mの石室がもともとはあったそう。
石室の一部は破壊されて現在残ってるのは玄室部分だそうです。
埋葬者はこのあたりの豪族でしょう。子供が入って遊ばないようにするためか柵があります。
ヘビが住んでそう。😨
この付近にはたくさん古墳があったそうですが、現存しているのは寝屋古墳と高良神社の石の宝殿のみだそうです。
石の宝殿
石の宝殿といえば先日兵庫県高砂市の石の宝殿に行きました。
そこで全国に5ヶ所、と言っても兵庫県と大阪府だけですが、石の宝殿があることを知りました。
高良神社の石の宝殿はそのうちのひとつです。
今度は駅の東側に向かいます。
生駒山麓を南北に走る東高野街道沿いの閑静な住宅地を抜けます。
途中の明光寺というお寺です。
雷神石という石。ガラス扉がついたお堂に入れられ何やら大事なもののようです。
古墳に納られた石棺の一部のようです。
坂道を登ること5分、高良神社にやってきました。
神社近くの展望台からの眺めです。
高良神社の社殿です。
神社の横から石の宝殿に続く道が出ています。石の宝殿までは50mと書いてあります。
すぐに石の宝殿が現れました。
明らかに古墳の石室が露出したものですね。
石宝殿古墳は寝屋川市東端の打上元町にある北河内唯一の古墳時代終末期に属する古墳です。
古墳は生駒山地から派生する丘陵の南斜面に築かれていて、現状は巨大な横口式石槨が露出しています。
主体部の横口式石槨は2石を組み合わせたもので、上面を平坦に加工した底石(下石)の上に、直径3メートル 、高さ1.5メートルで埋葬部分をくり抜いた蓋石を重ねています。
内部は幅0.9メートル、高さ0.8メートル、奥行き2.2メートルで、入口部分は幅0.5メートルとせまくなっています。
入口部分の左側には上下面に丸いくぼみがあり、この部分に軸をはめ込む扉状の施設があったと推定されます。
横にあった碑は天岩戸大日如来と書いてあるんですかね。
いわゆるパワースポットでしょうね。
霊感の強い人は何か感じ取ることができるかもしれませんが、私は鈍感なので特に何も・・
それより蚊の攻撃を避けるのに必死です。(笑)
冬に来たほうが良さそうな場所です。
古墳時代終末期の石室だそうですが、ずいぶんときれいに加工されているものです。
横から見た石の宝殿です。
車くらいの大きさがある石が使われています。
重量はそれぞれ数トンくらいあるのでしょう。
後から見たところです。
花崗岩ぽいのでおそらくこの生駒山地にあったものでしょう。
動かすだけでも大変そうです。
キノコがいっぱい。
コーナン寝屋川公園店
実はこの日のメインの目的は、古墳ではなくて母が欲しいという物を探すことです。
無いかと思っていましたがありました!
家具転倒防止突っ張りポールです。
南海トラフ地震注意情報のせいで、米やら水やらが売り場から消えてしまっていますが、こちらは大丈夫でした。😃