瓢箪山駅
大阪府東大阪市、近鉄奈良線の瓢箪山駅です。
大阪奈良県境の生駒山麓の町で、ここから近鉄は生駒トンネルへと、どんどん山を登っていきます。
瓢箪山駅の名の通り、ひょうたんがあります。
ここにもひょうたん。
サンロード瓢箪山
瓢箪山駅の北側にはサンロード瓢箪山商店街があります。
平日なのにお祭りかというくらい、人がウジャウジャいます。
ここまで活気のある商店街はあまり見たことが無いかもしれません。😮
昭和40年代にはここを路線バスが走っていたそうです。
お店の看板が地上4mもの高さにあるのはそのころの名残り。
現在は朝7時から夜8時までは車の通行が禁止なので、大阪名物自転車の駐輪もおかまいなし。
「たこやき」という名のお花屋さん?
チョコザップがあったので軽く筋トレしました。
ジンジャモール
駅の南側にはジンジャモール瓢箪山商店街があります。
八百屋さんです。
商店街の途中に鳥居があります。
きっとジンジャモールの名前の元となった神社があるのでしょう。
行ってみましょう。
瓢箪山稲荷神社
瓢箪山稲荷神社です。
こちらは豊臣秀吉ゆかりの神社のようです。
創建は天正11年(1583年)。羽柴秀吉が大坂城築城にあたり、巽の方(大坂城の南東)三里の地に鎮護神として伏見城から「ふくべ稲荷」を勧請したことが由緒とされている。 現在の本殿は、慶応2年(1866年)に建てられたものである。
神社本殿の背後にある小丘は、通称「瓢箪山古墳」とよばれる、古墳時代後期・6世紀末ごろに作られた双円墳で、北側を大塚(狐塚)、南側を鬼塚と呼ぶ。山畑古墳群の中で最大・最古のもの。 そのヒョウタンに似た形状から、古墳および一帯の地名が「瓢箪山」と呼ばれるようになった。
なるほど、このあたりは古墳の形状から瓢箪山と呼ばれるようになったんですね。
占場こっち⇒とあります。辻占?
瓢箪形の古墳を背にまつられた瓢箪山稲荷神社は古くから「淡路島かよう千鳥の河内ひょうたん山恋の辻占」と名調子で売り歩いた辻占の総本山で、日本三大稲荷の一つです。
この辻占は、一の鳥居前にある占場に立って往来する人の服装・態度・持ち物などを見て判じたといわれています。
「辻占」は初めて知りました。
今も宮司さんが往来する人の姿を見て占うことがあるようですが、いろいろな風習があるんですね。
(占場はどこなのかよく分かりませんでした)
勾配のキツイ近鉄奈良線を登る(下る?)電車です。
アーケード国道
サンロードおよびジンジャモールは、全国に2カ所しかない、アーケードがかけられた国道になります。
江戸時代の京都と高野山を結ぶ東高野街道にほぼ沿う、国道170号線の旧道です。
国道の標識など、なにかその証拠を探そうと思ったんですが、見つけることはできませんでした。
(アーケード国道のもう一か所は長崎市の浜市商店街)