瓢箪山ー四条畷
近鉄奈良線の瓢箪山駅です。
暇つぶしにここから箕面まで路線バス4本を乗り継いで移動しようと思います。
瓢箪山駅の付近は商店街になっていて、大型車は乗り入れできないため、バス停は650m離れたところにあります。
バス停のある東体育館です。
東花園駅が始発の四條畷駅行きバスがやって来ました。近鉄バスの運行です。
この路線はラッシュ時には毎時5本、日中でも4本走っています。
入れ替わりはあるものの、常時10〜12人くらいの乗客でした。
バスは大阪の大幹線道路である大阪外環状線(国道170号)の一本山側の旧国道170号(今も国道)を走りますが、この道がむちゃくちゃ狭いです。
江戸時代に京都と高野山を結んだ東高野街道に沿いますが、昔から両側に家が建っていたので道路の拡張ができなかったんでしょうね。
ここより西側の東大阪市や大東市は、江戸時代には深野池という湖レベルの巨大な池があって、古代より生駒山地と深野池の間のこのあたりに街道が通り、町が発達しています。
終点の四條畷までずっと両側に歩道のない2車線です。
歩道が無いだけならまだいいですが、電柱がはみ出していたり、蓋のない側溝があったりでトラップが多数。
歩行者、自転車も多いです。
2〜3年前に東大阪市内のこの道路で、トラックの前を走っていた2人の子供を載せた3人乗りの自転車がふらついて車道側に倒れ、前部に乗っていた3歳の子が投げ出され、トラックに轢かれて亡くなるという痛ましい事故もありました。
近鉄けいはんな線の新石切駅です。
何人かが下りて同じくらいの人が乗ってきました。
バスどうしのすれ違いも大変です。
この路線の担当運転士になるのは、かなりキツイと思います。
フルサイズのバスでなくてもいいんじゃないかと思いますが、朝夕はこれくらいじゃないと乗客を捌けないのかもしれません。
東大阪市から大東市に入って、魔法瓶でおなじみの象印の大阪工場です。
大阪産業大学前バス停です。
高校野球で有名な大阪桐蔭高校は大阪産業大学の系列校で、ここに校舎があります。
阪奈道路と交わる寺川の交差点。
飯盛山が近づいてくると終点の四條畷はもうすぐ。
四條畷でバスを下りました。40分ほどの乗車で運賃は350円でした。
瓢箪山から四條畷まで乗り通したのは私だけでした。
JR学研都市線の四条畷駅ですが、駅自体は四條畷市内ではなく大東市にあります。
四条畷ー寝屋川市
ここで京阪バスに乗り換えて寝屋川市駅を目指します。
この路線は日中は1時間半に1本くらい。乗り継ぎ旅はこの路線に合わせてスケジュールを組まないとだめですね。
始発から乗ったのは私を入れて4人。
こちらもしばらくは激狭の旧国道170号線を進みます。
JR学研都市線の忍ヶ丘駅です。数名が乗車してきました。
寝屋川郵便局前を通過。このあたり「秦」がつく地名が多く、渡来人の秦氏の影響が色濃く残る地域ですね。
30分ほどで終点の京阪寝屋川市駅に到着しました。運賃は350円です。
瓢箪山からは700円。
もし瓢箪山ー鶴橋ー京橋ー寝屋川市と電車で移動すると750円なので、バスのほうが若干安いです。
でも私みたいなことを考える人はあんまりいないでしょうね。😅
立派な寝屋川市駅の駅舎です。急行停車駅になります。
ここで昼食にしました。マクドナルドです。
乗り継ぎ旅はその2に続きます。