昨年の健康診断ではバリウム検査で胃にポリープらしきものが見つかり、あとから全身麻酔による胃カメラ検査を受けました。
ポリープは結果的に問題になるようなものでもなかったのですが、バリウム検査からの胃カメラは二度手間なので、今年の健康診断は差額を払って最初から胃カメラを選択しました。
ただし今回の胃カメラは全身麻酔ではなく、喉の麻酔だけです。
これは初めての経験です。😖
ちょっとビビりますが、早めに一度経験しておいたほうがいいだろうと思いました。
全身麻酔はラクですが、それはそれでリスクがあるでしょうし、安全性でいえば喉だけ麻酔のほうに分があるのではないかと思います。
当日は内科の医師による問診の際に、胃カメラ検査のリスク説明がありました。
食道や胃に傷をつけてしまうことや出血を伴う場合がごく稀にあることですね。
その可能性が0.025%だとおっしゃていました。
最近の銀行の普通預金の利息くらいですかね。😄
まあ大丈夫だろうと思い、同意書にサインしました。
検査はまず別室でゼリーのような麻酔薬を喉に入れて5分間放置。
5分経てば麻酔薬をもらった紙コップに吐き出します。
麻酔薬をなるべく喉の奥で保持するのがいいようですが、その感覚がよくわからず、舌や口の内側は麻酔がよく効いているような気がしましたが、喉はそれほど効いていないような気がしました。
その後、検査室に行って胃カメラ本番です。
胃カメラは従来型の太めのケーブルと新しい細めのものが選べるそうですが、そりゃー細め選びますよね。
(画質は太めのほうがいいみたい)
ベッドに横になって口にマウスピースみたいなのをはめられ、胃カメラが挿入されました。
喉を通過する時に「自分で飲み込むようにしてください」と言われ、オエッとなりましたが、言われているほど苦しいものでもないかなと思いました。
ただ、医師の手さばきがなかなかのもので、自分の口にケーブルが高速で抜き差しされている様子を見て、別の意味で若干気持ち悪くなりました。
ケーブルには富士フィルムのロゴが見えました。
胃カメラというとオリンパスのイメージですが、富士フィルムも頑張っているんですね。
頭の斜め上では私の胃の内部がモニターに映っていますが、自分の胃なんかそんなに見たいものでもないですね。
順番としては喉、食道、十二指腸、戻しながら胃を詳しく見ていく感じです。
後半は胃カメラの先から空気が送られるのが何となくわかりました。
検査は5分ほどで終わり、撮影された画像を使って、その場ですぐに医師から説明がありました。
前から指摘されている裂孔ヘルニアの他に十二指腸にちょっとした糜爛(びらん)があり、ピロリ菌が無いときのナントカポリープが見られるそうです。
とりあえず問題は無いそうです。😄
正社員時代はストレスで胃部の不快感はありましたが、辞めてからは快調そのもの。
朝起きてすぐでも食欲100%で、何でも食べられますので、この結果には納得です。
バリウムと胃カメラですが、来年も胃カメラにしようかなと思いました。
バリウムは苦手ではないですが、放射線被曝のリスクはゼロではありませんね。