もうすぐ衆議院選挙ですね。
あまり大きな争点にはならないと思いますが、鳥取県が地盤の石破総理は昔から地方創生を提唱していますね。
今まであまり気にしていませんでしたが、石破政権が続くようですと、地方創生も今後議論が進むものと思われます。
個人的には地方創生というと補助金ジャブジャブ注入して、なんとか地方経済を下支えするイメージです。
自民党お得意の利益誘導という言葉を言い換えただけのような気もします。
そもそも人口減少社会で日本の隅々まで一定のインフラを保つことすら難しくなってくるんじゃないかと思います。
例として、能登半島の大雨災害では海岸沿いの山が多くの箇所で崩れて、ズタズタになっています。
ほんとうに完全に復興はできるのでしょうかというレベルです。
住んでいる方には申し訳ないですが、もともと過疎地でしょうし、そもそも人間が住むべきところではないのかもしれません。
このような自然環境の厳しいところにお金を注入しても、無駄になる可能性は高いんじゃないでしょうか。
個人的には過疎地は今以上にお金を注入することなく、自然消滅するのを待った方がいいんじゃないかと思ったりもします。
日本は山間の集落が多すぎるんですよね。
放置すれば国土が荒れるかも知れませんが、そもそも人口減少社会では今のレベルを維持するのは無理でしょう。
取捨選択が必要かと思います。
代わりに県ごとに何カ所か、災害の恐れが少ない地区を中心に、県外から進出する企業に法人税ゼロにする特区を作って、県外(主に都会)からの企業を誘致した方がいいんじゃないかと思います。
環境だけ整えて、あとは民間にお任せ。
首都圏一極集中では首都圏直下地震のリスクもありますし、ある程度の分散は必要かと思います。
県単位での地方創生を重要視して、一次産業に影響が出すぎないレベルで村や集落単位での地方創生は諦めるべきではないでしょうか。
山奥の集落までコミュニティバスを走らせたりゴミ収集したり、効率が悪すぎます。
でも、政治家はみんなにいい顔をしたいから、甘いことばっかり言うんですね。
とりあえず単純な補助金注入だけは勘弁してほしいと思います。
せいぜい無駄な箱ものや道路が作られ、つぶれそうな中小企業が生き延びるくらいじゃないでしょうか。
(個人の勝手な考えです)