妻の実家では長年にわたって土地を借りて野菜を作っていました。30m×20mくらいのまあまあ広い土地です。
大家さんに言わせると二束三文の土地で、放置しておくとただ草が生えてしまうだけなので、タダでもいいから誰かに借りて欲しかったようです。
実際、義父がタダで借りていました。

しかし、タダではさすがに申し訳ないので、春になるとその土地の脇で生えてくるタケノコを収穫して、毎年持って行くのが恒例となっていました。
大家さんはタケノコが大好きで、いつも楽しみにしていたそうです。
義父、義母は元気な時は野菜作りに励み、時折それに私の妻も加わっていましたが、義父がこの1月に入院し在宅看護を経て3月に死去しました。
そのため昨秋から畑は放置されたままで、草も生えてきて若干荒れていました。
ある日、義父の葬式も終わり一段落した後に、妻と義母が畑に行きました。
義父亡き後、畑をどうするか検討中でしたが、隣接する畑の持ち主のAさんやBさんとも話をする機会があったので、義母と妻は「義父も亡くなったので近いうちには耕作をやめると思う」と伝えたそうです。
そこに登場したのがF氏という70代の男性です。
最近同じ県内の某市からこの町に引越しし、畑を探していたようです。
このF氏は引越し前も畑をやっていて、農作物を直売所にも卸していたりしていたそうです。
引越ししてきてやることがないので、畑がやりたくてやりてくてしょうがないようです。
春になって早く苗の植え付けをしないといけないと焦っていたのでしょう。
AさんやBさんと仲良くなって、話を聞いて我が家の畑に目を付けてきたのです。
妻に「忙しくて畑に来れないようでしたら草刈りやりますよ~」といらぬお節介をかけてきたようです。
つまるところ又貸ししてほしいということなのでしょう。
しかし大家さんの許可を貰わないと又貸しもできないし、そもそも又貸しよりはきちんとF氏が大家さんに挨拶にって許可を貰うべきです。
それなりの手順を踏まないといけないと思います。
妻は「まだ四十九日も終わっていないので、畑のことはそれからですので・・」とやんわりと断ったそうです。
しかし数日後畑に行ってみるときれいに草刈りされて、何本か新しい畝も作られ、ジャガイモが植え付けてあったそうです。
妻・カッチ~ン💢💢
「まだなんも許可だしとらへんがな!何考えとるんじゃ、くそじじい!不法侵入でうったえてやるぞ!」
と、おかんむりです。ま、それはそうですね。
私としては、畑に農作業小屋を建ててあり、畑返却時にそれを解体撤去するのも面倒なので、その小屋をF氏に押し付けつつ、大家さんにF氏を紹介して、こちらは畑からは縁を切るというか、完全に無関係になるのがいいかと思っていました。
妻もそれは考えていましたが、こちらの許可なしに耕作を始めてしまったので、態度を急硬化。
F氏に怒りの電話をかけ、F氏に謝罪させていました。
つよっ!!
結局F氏は近くの畑を借りることができたようですが、F氏もF氏です。
自分の欲望もコントロールできず、いい歳してアホですね。
F氏が言うことを聞かないようでしたら私も乗り出すつもりでしたが、その前に妻の一喝で解決して良かったです。