まーきちのお気楽生活

正社員からバイト暮らしを選んだ旅好きなおじさんの日記

「他人の得が許せない」人々が増加中らしい 

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「他人の得が許せない」人々が増加中 心に潜む「苦しみ」を読み解く (1/5) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)dot.asahi.com

 

5ページにわたる少し長い記事です。記事より一部引用させていただきます

 

「他人との関係で自分が常に『上』で、相手が『下』だと信じて疑わない人は、『下』の人間が自分より得をしている場面に出くわすと発作を起こすように攻撃的な感情を抱いてしまうことがあります。平等意識も同じ構図です。みんな平等だと思っているかもしれませんが、この世の中で何から何まで全員が平等なんてあり得ないですよね」

 

「仏教の世界で言う『苦しみ』とは、自分の思い通りにならないときに抱く苦しい感情のことです。まさに、前出の大学生やレッドカーペットイベントの女性が抱いた精神的な苦しみが、当てはまるでしょう」

 なぜそのような苦しみを感じるのか。

「自分中心の心があるからだと思います。自分にとって好ましいことばかりを追い求め、都合の悪いものに対しては拒絶するだけでなく、時には腹を立てます。そうすると、自分の都合でしか物事を見ていないから、結果的に物事の本当の姿が見えなくなるという事態を招いてしまいます」

 

「他人の得が許せない」というのは学芸会でよその子が主役で自分の子がわき役だとクレームを学校に入れるようなモンスターペアレントみたいなタイプの人を言うのですかね。クレーマーと呼ばれる人たちもこの部類かもしれません。

 

どんな事情があろうと自分だけ損するのは絶対納得いかないという心理なんでしょうね。こういう他人と自分を比べていつも不満をためている人はとても不幸せだと思います。本人が不幸せだけならいいですが、そのはけ口が他者に向かうところが社会悪ですね。

 

もともとおとなしかった日本人ですが最近は主張をすることが大事、意見を持つことが大事という風潮になってきていますが、主張するなら相手へのリスペクトも必要だし、主張には自身の発言への責任も伴います。

 

損得の計算と、他者へのリスペクトも忘れ相手を打ち負かしマウントすることだけに夢中になっているのは、大人になりきれてない未熟な大人ということなんでしょうか。やはり幼児性を感じます。時と場合にもよりますが自分の思い通りにいかないといって機嫌を損ねるのは駄々をこねる子供と同じです。

 

記事を読んで中に登場する人たちを反面教師とし、他人と自分を比較せず、思いやりの気持ちを持って他の人と接し、自分は自分の道を飄々と生きていこうと思いました。