豊田スタジアムを昼間に散歩していて、本日(10月6日)のJリーグのルヴァンカップ準決勝、名古屋グランパスーFC東京の試合が行われることを知りました。
ちょっと気になるのでスマホでチケット情報を見てみたら何と500円のチケットがあるではないですか。これは買うしかないですね。
全国初の実証実験
この試合で全国初の入場者数規制緩和実証実験が行われるそうです。
サッカーのJリーグとJ1名古屋は6日、愛知県豊田市の豊田スタジアムでのYBCルヴァン・カップ準決勝、FC東京戦で観客制限緩和のための政府による技術実証の一環としての実験を国内で初めて行った。新型コロナウイルスワクチンの2回接種済証や検査の陰性証明を組み合わせた「ワクチン・検査パッケージ」を使ったチケット販売、試合運営をした。
この日は産業技術総合研究所と、動線の密集度や観客席でのマスク着用率などを調査。結果は国や自治体、他のスポーツ団体などに提供する。
証明書を使った券は入場制限に沿った1万人と別に1800席を設置した。
このワクチン・検査パッケージのチケットが一人500円です。ちゃっかりこの実証実験に参加することにいたしました。うれしくて散歩中、その場でワクチン・検査パッケージチケットを購入しました。
豊田スタジアムへ向かいます
地元にも関わらず実はこれが初豊田スタジアム。
ワクチン接種券を家から持ってきてくれた妻と合流し、名鉄豊田市駅から試合が行われる豊田スタジアムへ歩いて向かいます。だいたい徒歩15分ほどの距離です。
妻も日本代表戦は好んで見るくらいのサッカー好きではあります。
昼間も歩いた豊田大橋を渡ります。
試合会場の豊田スタジアムです。
試合開始は夜7時から。現在午後6時くらいですがだいぶ人が集まっています。
ワクチン・検査パッケージチケット引き換え
購入したチケットはセブンイレブンで発券していたんですが、会場でワクチン接種済券と本人確認書類(私は運転免許証)を見せて本当のチケットに引き換えます。
こちらのテントで書類確認と引き換えを行います。
青い方がスタジアムに入場するチケットになります。
引き換え場所の出口では報道各社のインタビューに捕まっているお客さんが何組かいましたが、私たちはグランパスのユニフォームを着ているわけではなく絵面が悪いのかスルーでした。
まずまず賑わっていますね。
利用しませんがキッチンカーもいろいろ出ています。
さあ、入場してみましょう。
スタジアムギャラリー
スタジアム内にはギャラリーがあります。歴代日本代表ユニフォームの展示がありました。
東京オリンピックの日本代表ユニフォームです。健康ランドのリラックス着という声もありますが、私もそう思います。
ボールいろいろ。
グランパスのレジェンド楢崎正剛選手の品。
2019年のラグビー杯の日本代表と南アフリカ代表ユニフォーム。
現役時代のストイコビッチが実際に着用したユニフォーム。
スタジアム内の様子
飲まないですがビールも販売していました。
こちらはホーム、グランパスのゴール裏応援席になります。
ウォーミングアップでグランパスの選手が姿を現し盛り上がっていますね。
ワクチン・検査パッケージの席は3階
私たちの席は3階でした。観客席の勾配が38度あるそうです。下を見ると落ちそうな急こう配。
おかげでピッチが良く見えます。さすがサッカー専用競技場ですね。
それにしても美しいスタジアムです。
豊田スタジアムは開閉式の屋根がありますが、わけあってほとんど閉まったことはないそうです。
この日の入場者数は7718人。10,000人越えていませんが実証実験としてどうなんでしょう。
土日の昼ならまだしも平日の夜ではそこまで多くのお客は来ないか。
試合は名古屋の勝利!
ルヴァンカップ準決勝はホーム&アウェイ方式で今日が第1戦。第2戦はFC東京の本拠地の味の素スタジアムで行われます。
キックオフ前のセレモニー。
大声を出して応援してはいけないので、ゴールシーン以外は静かです。ピッチ上の選手の声がよく聞こえます。
前半17分、柿谷曜一朗選手のゴール。そういえば柿谷選手は名古屋だったんだ。
後半69分木本恭生選手のゴールで2-0。
終了前にFC東京のアダイウトン選手のゴールで2-1になったものの、その一分後マテウス選手のゴールで3-1。服を脱いだのが時間稼ぎとみなされてイエローカードが出ています。
めでたしめでたし。地元のグランパスが勝利をかざりました。ファンの皆さんは満足されたのではないでしょうか。
勝利を祝うゴール裏のサポーターたち。
勝利の余韻にひたり駅へとぞろぞろ帰るサポーターたち。