2泊3日の18きっぷケチケチ旅行の最終日です。
春の雨
宿泊していたヴィアイン下関を朝6時40分に出発です。
どんよりした天気で時折雨がポツポツしていますが、天気予報ではこのあと回復してくるはず。
釜山へのフェリーが発着する、下関国際フェリーターミナルがありました。
海峡ゆめタワーです。
関門海峡の対岸の門司の街と山が見えます。
すると急に門司の町が見えなくなり、雨が本降りになってきました。荷物軽量化のため傘は持ってきてないです。😂
近くのマンションのエントランスの軒下で30分近く雨宿り。帰りはヒコーキに乗るので、すぐ捨てることになるビニール傘は買いたくない。
カモンワーフ
観覧車のある「はい!からっと横丁」。 ミニ遊園地ですね。
関門橋が見えてきました。
雨はほとんどやんで、再び対岸の門司の町が見えてきました。
市立しものせき水族館 海響館です。まだ営業開始前ですね。
船着き場のようなところにやってきました。このあたりは下関の海の幸を中心としたレストランや土産物屋が立ち並ぶカモンワーフです。
灯台と関門橋です。
船は対岸の門司港との間を結ぶ連絡船でした。
こちらが切符売り場ですが巌流島クルーズなんてものもあるんですね。
大人900円。ちょっと興味ありますね。
巌流島は通称で、正式名称は船島というようです。
朝ごはん食べてないので、そろそろなにか食べたいですね。
海鮮レストランのかわいいフグ提灯。朝からフグ?
お前は高いもんな。
巨大なフグもありました。記念撮影によさそう。
魚介のテーマパーク!? 唐戸市場
そんなフグをはじめとして、下関の魚介が集まる場所が、関門海峡に面した唐戸市場です。
卸売市場ということで恐る恐る入ってみると、想像以上の大空間にびっくり。
平日の朝8時ですが、観光客は少なめ。働いている方は多いです。
若干のアウェイ感を感じます。😃
買い物するわけではないので、邪魔しないように見学しよう。
市場の2階には上から見学できるように、ぐるっと通路が設置されています。
すごい業者の数です。
マグロを売っているようです。
ぱっと見た感じ、売られているものの値段は安いと思います。
タイの入った発泡スチロール箱は長崎平戸の漁協の名が入っていますね。
タチウオうまそう。
フグ自販機
日本でここだけというフグの自販機がありました。
まわりにフグ売っているお店も多いんですが、物珍しさで買っていく人もいるのでしょうか。
プロによる下処理済みで、解凍すればすぐ食べられるから便利なのかも。
市場食堂よしで朝食
さあ朝ご飯ですね。市場内の食堂で食べることにします。
朝6時から営業している市場食堂よしです。
朝からフグ刺しも食べられそうですね。
元気のいいおばちゃんたちが働いていました。
カウンター席が多いので一人でもOKですが、グループの方には小上がり席もありますね。
私は1800円のよし定食にしました。
刺身です。新鮮で激ウマ。
エビフライとフグの唐揚げです。エビの身の厚さにびっくり。開いてある片方が普通のエビ一匹分はありそう。
たっぷりついてくるタルタルソースもGood。
ふぐの唐揚げも肉厚で弾力があってほっぺた落ちそう。
さすが市場の食堂はレベルが高い。これを食べるのを目的に下関に来るのはアリ。
今度は新幹線で来よう。😃
壇ノ浦古戦場跡
食後は関門海峡のトンネルを歩いて北九州門司へと向かいます。
途中の赤間神宮です。
国道9号線です。
関門橋が大きくなってきました。
関門橋は長さ1068m、海面から桁下までの高さが61mで大型船の航行もじゅうぶんに可能。
またこのあたり関門海峡はいちばん幅が狭く約600mしかありません。
海の難所です。
目で見て分かるほどに潮の流れが早くてびっくり。瀬戸内海から日本海に向けて川のように流れています。
見ていて怖いくらい。動画とっちゃいました。
外国船に砲弾を浴びせていた長州砲と呼ばれる大砲の複製がならんでいました。当初は開国反対だったんですね。
壇ノ浦の古戦場跡になります。
こちらは源義経。
こちらは平知盛。この戦いを最後に平家は滅亡していくわけですね。
関門トンネル人道
国道2号線関門トンネルに並行して設置されている人道トンネルを歩くことにします。
こちらが人道トンネル入り口の建物です。
料金箱です。歩行者は無料、原付、自転車は20円。夜10時から翌朝6時までは通れないんですね。
トンネルを歩く前に念のためトイレへ。
トンネルへはまずエレベータに乗って下りる必要があります。
エレベータの内部です。
ボタンを押さないと動きません。
ウォーキング、ジョギング時にはマスク着用。
エレベータを出たところです。ちょっとしたホールになっています。
門司まで780mの表示。
思ったより広いです。
本当にウォーキングやジョギングをしている人がいました。(笑)
なるほど、これなら雨の日でも大丈夫。そしておそらく夏は涼しくて冬は暖かい。
ここが山口と福岡の県境です。歩いて九州に上陸しました。
こちら門司側のホールです。
再びエレベータで上ります。
エレベータの出口です。やっぱり開放感があっていいですね。
観光トロッコ潮風号
観光トロッコ潮風号の看板がありあました。
トロッコ列車は九州鉄道記念館と関門海峡めかり駅間2.1㎞を結びます。
運賃は均一で300円。乗ってもよかったんですが、主に土日祝の運行でこの日(3月31日)は走っていませんでした。
ノーフォーク広場
時間的なものなのか地形によるものか、下関側に比べて潮の流れが穏やかな気がします。
門司港レトロ
漁船の船溜まりがありました。
門司港レトロ展望室
このあたりで一番高いビルの門司港レトロ展望室です。展望室以外は高層マンションなんですね。
門司港レトロ展望室は、日本を代表する建築家・黒川紀章氏が設計した高層マンション『レトロハイマート』の31階にあります。高さ103mから関門海峡や門司港レトロの街並みを見渡せる絶景ポイントです。また、夜景も見ることができ恋人たちのデートスポットとしても人気です。館内にはカフェが併設してあり、ゆっくりとお茶を飲みながらくつろぐこともできます。
門司港レトロ展望室-観光スポット/門司港レトロインフォメーション
北九州市大連友好記念館。このあたり、門司港レトロというだけあって古い建物が残っています。
旧門司税関。内部見学は入場無料。
旧門司三井倶楽部。
門司港駅
鹿児島本線の起点、レトロな門司港駅です。関門トンネルが開通する前までは下関との連絡船で結ばれ、九州の玄関口としてにぎわったそうです。
たしかに玄関口にふさわしい格式の高そうな駅ですね。現役の駅舎で重要文化財に指定されているのは東京駅と門司港駅のみ。
カッコいいですね。改札口で18きっぷのハンコを押してもらいました。
レトロな駅名看板です。
駅にはJR九州のいろいろな電車がとまっていました。
これから乗るのは10時02分発の二日市行き区間快速です。
とりあえず博多へ向かいます。