先日は完全試合も達成した佐々木朗希選手が登場した4月24日の千葉ロッテ対オリックス戦において、佐々木投手が判定に不服そうな態度(苦笑い程度)を見せたことに対し、感情むきだしで威嚇するかのように詰め寄った白井球審が、世間から袋だたきにあっています。
ヤフコメからツイッター、ユーチューブのコメント欄まで、ありとあらゆるところ白井球審への批判であふれています。
私も動画を見て、行き過ぎかなとは思いましたが、それ以上に政治家でも芸能人でもないのに、ここまで国民から批判される職業って一体何なんだろうと思いました。
私だったらバカバカしくてやってられないし、こんな状況では今後野球の審判を目指そうと思う人は出てこなくなるんじゃないかと思います。
私も昔、高校の体育のラグビーの授業で、ミニゲームの線審をやらされ、足がタッチラインから出たか出てないかで、クラスのヤンチャな同級生から怒鳴られたことがあります。(まだ根に持っています)
野球のボールなんてむちゃくちゃ早いし、たまには誤審もあると思います。たぶん昔からあったのではないでしょうか。
ただ最近はユーチューブなどで、一般人も見られる形で動画が残るので、あとからもネチネチと一般視聴者から批判されることに対し、審判員も重荷に感じているようです。
で、それだけのストレスと批判を浴びる審判員の給料は下記サイトによると1軍でも年収1000万ほど。バカバカしくてやってられないですね。
かたや選手、監督の方は数千万円から数億円ですもんね。
審判は誤審がないのが当たり前と思われ、いいジャッジをしても褒められることもないでしょう。
どう考えても割に合わない。
また、批判する方もちょっと自制しないといけませんね。
正論振りかざすことが、ただの集団イジメと化していないか。
一人一人はそう深く考えず、批判コメントを残しているかもしれませんが、無数の批判を受ける方はたまったもんじゃないですね。
最近、飛行機で暴行事件を起こしたマイク・タイソンが言ってました。
これは真理をついた名言だと思います。