関東3泊4日旅行の3日目。宿泊先の大塚シティホテルを朝5時20分に出発。
ふだんは朝8時起床ですが旅行のときはやたらと早起き。😀
大塚から池袋へ
歩いて池袋駅に向かいます。車の通りも少なく爽やか。
池袋に向かうはずが、途中の住所表示で文京区に入っていることに気づき、道間違いが発覚。
新大塚駅付近にやってきました。方向音痴ではないですが、やらかしてしまいました。
途中の松屋で朝定食を食べました。こんなに朝早くから営業してくれてありがとう。
都電荒川線の向原駅を越えます。
サンシャイン60が見えてきました。小学校6年生の時の家族旅行で展望台に登った記憶があります。
高さ239mで完成時アジアで最も高く、1978年から1990年まで日本で一番高いビルでした。(その後は東京都庁ビル)
池袋駅東口の繁華街。早朝なので人通りは少なめ。
西武池袋駅
西武百貨店が見えてきました。西武池袋駅はここですね。
本日は池袋から西武鉄道で秩父に向かいます。
池袋駅に到着する電車からは早朝にも関わらず、たくさんの人が下車していました。
駅の柱にはどすこい山川穂高選手。
特急ラビュー
特急専用ホームに2019年にデビューした西武の最新型特急ラビューちちぶ3号がやってきました。
なにかに似ています。書きたいとこですが公序良俗に反するのでやめておきます。😅
いつもは写真にとるだけですが、今回は実際に乗ってみようと思います。
秩父までの運賃は786円、特急券は710円です。そんなに高くないですね。
先頭車の個性的なデザインの他に、この超巨大な窓もラビューの特徴の一つですね。
上質な車内空間
室内は黄色のシートがおしゃれ。床は絨毯敷で明るい雰囲気のリビングみたいです。
背もたれの枕は高さを変えられるので私のような座高の高い人間でも大丈夫。
この日はゴルファーのオッサングループが私の席の近くに乗ってきました。キャリーバッグ抱えて電車でゴルフ行く人は中京圏では見たことないので新鮮です。
でも朝から車内で缶ビール飲んで、炎天下でゴルフして、よくあるゴルフ中の突然死パターンじゃないかと要らぬおせっかいですが思いました。🙄
ラビューは通路も黄色がベースカラーになっていて洗練されています。
うちのポンコツ賃貸の洗面台よりはるかに立派な洗面台。
住めそうなくらい広いトイレです。さすが西武の最新型フラッグシップ特急ですね。
ラビューからの車窓風景
航空自衛隊入間基地横を通過します。
飯能駅でゴルファーオジサンが下車していきました。飯能駅ではスイッチバックで進行方向を変えます。
シート横のレバーを足で踏んでシートを回転させました。
飯能ー秩父間は山間部を走り、大きな窓から緑豊かな車窓を楽しむことができます。
座り心地のいいシート、寒すぎない空調で上質な時間を過ごすことができます。これはなんとも贅沢な時間。
正丸駅で対向のラビューとすれ違うため運転停車。
この先は正丸峠の下をくぐる正丸トンネルですが、正丸峠は埼玉県民サイクリストにはヒルクライムでおなじみのスポットですね。大学時代に埼玉県出身の友人との話に出てきました。
西武秩父駅
池袋を出て約1時間23分、西武秩父駅に到着しました。
みんな下車したにも関わらず、口を開けて車内で爆睡している若い女の子がいましたが、それだけラビュー号の乗り心地が素晴らしかったのでしょう。
起こしてあげようかと思いましたが、車内清掃スタッフが入るようなのでスルーしました。😀
西武秩父駅の駅舎です。秩父の玄関口は西武秩父駅と秩父鉄道の秩父駅があり、寄り道しながら秩父鉄道の秩父駅まで歩こうと思います。
見晴らしの丘
駅の東側に見晴らしの丘という公園があるようなので行ってみます。きっと見晴らしがいいのでしょう。
蝉の声が聞こえます。東海地方で一般的なクマゼミの鳴き声ではないですね。おそらくアブラゼミ+ミンミンゼミかな。
西武秩父駅からまだ15分くらいしか歩いていませんがクマが出るんですね。
見晴らしの丘に着きました。秩父中心市街の眺めです。秩父盆地というだけあって山に囲まれていますね。
秩父のシンボルともいうべき武甲山には雲がかかっていました。
見晴らしの丘は、春には一面の芝桜が咲き誇り、多くの観光客が押し寄せる羊山丘陵のすぐ近くです。
秩父市中心部
今度は街の中を歩いてみました。秩父市は人口6万人、大部分が山間地で埼玉県でいちばん広い面積を持つそうです。
秩父市役所です。
秩父鉄道御花畑駅です。
番場通りというようですがレトロな町並みがありました。
イイ感じの小池煙草店。
営業はしていないようですね。
旧大月旅館別館です。
薗田家住宅です。
秩父神社
秩父神社にやってきました。有名な秩父夜祭は秩父神社の例祭になります。
秩父まつり会館
秩父神社の隣にある秩父まつり会館に入ってみました。入館料500円です。
毎年12月に開催される秩父夜祭は京都祇園祭、飛騨高山の高山祭と並んで、日本三大曳山祭りのひとつ。またユネスコ世界無形文化遺産にも指定されています。
「秩父夜祭」(ちちぶよまつり)として知られる秩父神社の例大祭は、長き歴史を持つ神社神事に豪華絢爛な笠鉾・屋台の曳き廻しや、豪壮な秩父屋台囃子、夜空を彩る花火、屋台芝居に曳き踊りなどが加わり、今も昔も、多くの人々を魅了し続けています。
この祭りは江戸時代中期、秩父神社周辺に立った絹織物の市、「絹大市」(きぬのたかまち)の経済的な発展と共に盛大に行われるようになり、付け祭り(神社神事に付随する民間行事。神賑:かみにぎわいともいう。)としての屋台行事の始まりは、寛文年間(1661~73年)とも享保年間(1716~36年)とも伝わっています。幕府による華美な屋台行事の禁止令が出された時代や、度重なる戦禍、社会情勢の変化の波を乗り越えながら、日本を代表する祭りとして現代に伝わっています。
冬の夜空を染める花火と、提灯やぼんぼりの灯りが揺れる笠鉾・屋台の極彩色の共演こそが秩父夜祭の醍醐味といえるでしょう。「秩父祭の屋台行事と神楽」は国重要無形民俗文化財に指定され、全国の「山・鉾・屋台行事」33件のうちの1つとしてユネスコ無形文化遺産にも登録されています。
こちらは笠鉾。
こちらが屋台。ガイドさんはたしか2台の笠鉾と4台の屋台があると言っていたような・・。まつり会館にある笠鉾と屋台はあくまで展示用で、祭りで実際に使われることはないそうです。
写真は撮影し放題です。
コロナ前だと思いますが祭りの当日はこのように賑わうみたいです。
12分ほどの映像コーナーがあるのですが、次の電車が迫っているのでパスしました。
秩父鉄道秩父駅
秩父鉄道の秩父駅から次の目的地の長瀞を目指します。