関東3泊4日旅行の最終日、奥多摩を訪れたあとは立川に戻ってきました。
人口17万6千人の立川市ですが、駅前は50万人くらいの都市かというくらい賑わっています。
多摩モノレール
電車好きなのでこれからいろいろな電車に乗りながら愛知へ帰ろうと思います。
まずは駅前のマクドナルドでエッグマフィンセットの朝食。
立川からは昨日も乗った多摩モノレールで移動します。
多摩モノレールの立川南駅です。
多摩モノレールは上北台と多摩センターを結ぶ16.0km。大阪モノレール、沖縄のゆいレールに次いで日本で3番めに長いモノレールですね。
モノレールがやってきました。
この日は雲が多く見えませんでしたが、上北台ー甲州街道間では高層建築の多い立川駅周辺を除いて富士山の眺望が楽しめるそうです。
確かに全線高架で眺めがとてもいい。遠く都心の高層ビル群も見えました。グーグルマップと実際の風景を見比べて、なるほどなるほどと一人でうなずいています。
甲州街道以降は多摩丘陵を走ります。
立川あたりから見た場合、多摩川の南側、主に川崎市から多摩市にかけてだと思いますが、同じような高さの丘陵が壁のように横に連なっていて面白いなあと思いました。
沿線は帝京大学、中央大学、明星大学があり車内は大学生の姿が多く見られます。
途中には多摩動物公園もありますね。
多摩丘陵を南北に横切るのはアップダウンが多いので、モノレールじゃないと鉄道を敷くのは難しいですかね。
緑の多い住宅地を走ります。
多摩センター駅
終点の多摩センター駅に到着。京王帝都電鉄と小田急との乗換駅ですね。
モノレールの高架の下に平行に並ぶ小田急と京王の駅が見えます。
多摩センターがあるのは東京都多摩市で人口約14万8千人。ちょっとこういう新しそうな町は憧れますね。
京王と小田急の多摩センター駅にやってきました。
近くにサンリオピューロランドがあるので、ハローキティ―のデコレーションが目を引きます。
でも毎朝の通勤時に見ると、会社=キティちゃんになってキティちゃんが嫌いになってしまうかもしれない。(笑)
なお駅近くにある喜多方ラーメン坂内多摩センター店で昼食にする予定でしたが、マクドナルドで食べてからまだ40分ほどしかたっていないのでパス。
京王の特急乗車
京王に乗って新宿へ向かいます。
一部の電車は都営地下鉄新宿線にも乗り入れ、千葉県市川市の本八幡駅まで直通しています。
新宿行の特急に乗り込みます。駅員さんに特急券が必要かどうか聞いたところ、特急券なしで乗ることができるんですね。
特急券が必要なのは京王ライナーという朝の通勤特急だそうです。
JR南武線との乗換駅である京王稲田堤駅を通過すると多摩川を渡ります。
(稲田堤駅で南武線に乗り換えればこの後に行く武蔵小杉はすぐですが、新宿に用がありましたのでそのまま乗車)
京王閣競輪場の横を通ります。
その後調布駅周辺だけは地下を走ります。ちょっと不思議な感じ。
こちらは千歳烏山駅の手前です。前方に電車が詰まってますが、朝のラッシュ時はもっとすごそう。
新宿駅
明大前、笹塚と停車したのち地下駅の新宿駅に到着しました。
新宿に着いた特急は、折り返しの相模原線橋本行き特急となりました。多摩センターー新宿間の運賃が325円と距離のわりに安すぎてビックリ。
電車賃が安いのは東京近辺のいいところ。名鉄ならほぼ同じ距離の名古屋ー新安城間で570円もする。
このあと新宿で用を済ませます。
湘南新宿ライン
新宿駅からはJRの湘南新宿ラインに乗車。
湘南新宿ラインラインというのは東海道線とまったく異なる場所を走っているんですね。
愛知から東京方面に向かうと東京上野ラインに乗って品川で山手線か東京駅で中央線に乗り換えることを考えてしまう。
武蔵小杉駅
湘南新宿ラインに乗ったのは途中の武蔵小杉に行くため。よくネットで「武蔵小杉のタワマンを買った人の末路」みたいな記事が出てくるので、どんなものかいなと見物に来ました。😅
屋根付きの武蔵小杉横須賀線ホームです。
駅を出ると期待通りタワマンがニョキニョキして嬉しいですね。😀
武蔵小杉は川崎市中原区になります。
多摩川を渡るJR東海道線から見える高層ビル群はこれなんだな。
ゴージャス😀
うちのポンコツ賃貸と比べ物にならない。住む世界が違う感じ。いかに私がハイパーシニアアルバイトでも手も足も出ないでしょうね。
そこそこイケてる若い層がローンをガッツリ組んで買っているのかなあ。一部は中国人が投資目的で買っているのかもしれない。
タワマンの上層階から見ると、私も一匹のアリみたいなものなんだろうな。😎
武蔵小杉のタワマンは現在14棟。1棟で1,400世帯というマンションもあるので14棟となると、そりゃ小学校も駅もパンクしてしまいますわな。🙄
すごい人工的な街並み。テレビドラマに出てきそう。
入場料とってもいいので展望台作ってくれないかな。
こちらは東急東横線の武蔵小杉駅。東京横浜の中間に位置しどちらも乗換なしで行けるのは強い。
でもお昼にしようと思いますが、庶民的な店が駅前に少ないような気がする。
洒落た店は多いんですけどね。ちょっと違うなあ。
牛丼屋とかないかなあ。
ちょっと雑多な一角があって丸亀製麺がありましたが、むちゃくちゃ混んでいて退散。
武蔵小杉はきれいな街だけどビンボーが暮らすには厳しそう。😥
腹減った〜。
武蔵小杉駅は南武線から横須賀線への乗り換えがむちゃくちゃ遠いと耳にしていましたが、確かにえらい遠い。
途中に動く歩道が2本ありました。
横須賀線側では朝のラッシュの大混雑に対応するために、ホームの増設工事中でした。
武蔵小杉駅に停車する成田エクスプレス。成田にも乗換なしで行けるのはやっぱり便利ですね。
乗ってみたい。
こちらは横須賀線の電車。
武蔵小杉駅は新幹線も通ります。このあたり東海道新幹線では最もきついカーブだそうで、新幹線にしてはゆっくりと通過していきます。
JR相鉄直通電車
2019年から運行されるようになったJR・相模鉄道乗り入れの海老名行き電車がやってきました。車両も相模鉄道のものです。
途中の羽沢横浜国大駅まではJR管内で18きっぷ使用可能、終点の海老名の窓口で18きっぷ見せて精算になります。武蔵小杉駅の駅員のお姉さんに確認しました。
相模鉄道は初めての利用。しかしこんな相互乗り入れの電車があるのも知らなかったし、羽沢横浜国大駅なんてJRの駅があるのも知らなかった。知らないことだらけ。
調べてみると鶴見ー東戸塚間は横浜駅をバイパスするように東海道貨物線があって、相鉄乗り入れ線はこの貨物線を利用した電車なんですね。
羽沢横浜国大駅も相鉄乗り入れに合わせて貨物線上に作られた新駅になります。
海老名駅
30分ほどで終点の海老名に到着しました。
海老名駅は小田原線、JR相模線との乗換駅です。
また海老名市は神奈川県の中央部に位置し、人口13.7万人。
しかし関東はどこも街の規模以上に駅前が発展していますね。車社会の愛知は駅前が必ずしも中心市街地でないことが多いです。
吉野家でやっと昼食にありつくことができました。期間限定メニューの鶏塩ダレ定食。
海老名のマスコットキャラクター「えびーにゃ」発見。
つづく。