先日、PRイベントの仕事でブースが隣同士になり、ちょっと雑談したオジサンがいました。年齢は私と同じくらい。
オジサンの家はとなり町で、ボチボチ共通の話題がありました。
初対面で、おそらくもう会わないと思いますが、別れ際に「折角なので本を差し上げます」と言われ、お断りするのも失礼なので2冊の本を頂きました。
2冊とも新品でした。本も安くはないと思いますが、太っ腹ですね。
- 価格: 1100 円
- 楽天で詳細を見る
著者は深見東洲という眉毛が太くて、濃い顔の人です。この人の本は読んだことありませんが、電車の中刷り広告でたまに見かけます。
世界的ベストセラーとか○○部門販売第1位とか、やたらと景気いい宣伝文句が並ぶので、前からうさんくさいなあと思っていました。
Wikipediaでチェックしてみると、深見東州氏はワールドメイトという神道系の宗教団体を主宰する宗教家 兼 実業家なんですね。
表紙にネコの絵を使うのも怪しいというかあざとい。
もう年なので一冊の本が人生観を変えるといったことはないと思いますが、下手に読んでしまって洗脳されたら怖い。
せっかく頂いたのに申し訳ありませんが、会社に戻ってから、ゴミ回収業者行の古紙回収ボックスにポイしました。
贈り物で本をもらうと戸惑いますね。何か問題を抱えていて、解決の手助けになるようなテーマのものだったら読むかもしれませんが、そうでないと読む気は起こらないですね。
オジサンはカモが現れたときにプレゼントできるよう、いつも本を持ち歩いているのかな。
私は読むだろうと思ったのでしょうか。