松山城を観光したあとのお昼ごはんです。
宇和島名物鯛めしの店に入ろうとしたら、そのお隣りにある寿司屋さんに間違えて入ってしまいました。
カウンターに案内されましたが、板場の方の格好がどう見ても寿司職人です。ありゃりゃ〜。人生2回目、そして初めてのひとりカウンター寿司。緊張する〜。
しかもちょっと高そう。お店の外観はそうでもなかったんですけどね。
(写真の方は下ごしらえをするお弟子さん)
今さらやめるのもカッコ悪いし、お金はあるからまっいいかと思いました。
一番安いのが坊っちゃんコース、次がマドンナコース、さらに漱石コースがあるようです。年末なので坊っちゃんはやっておらず、マドンナからだそうです。
カウンターには私以外に中年カップルが一組。カップルは漱石コースのようです。ビールも飲んでます。
大将が自ら説明しながら一品一品カウンター越しに出してくれます。まずは口取りのきんぴら。ふつうのきんぴらと違う。コリコリしたものが入っている。クラゲかな。
ガリが出されました。はま寿司のガリに比べ上品そうに見える。
一貫目は伊達マグロ。伊達マグロは宇和海で養殖されているブランドマグロらしい。
う、うまい。😀 なんだこの旨さは。とろける〜。想像の斜め上をいく美味しさ。
ちなみにこちらの寿司屋さんは大将がすべてネタに応じて味をつけて提供するので醤油をつける必要はないそうです。
こちらはシマアジ。大将の包丁技が光ります。アジ大好きですが、身が厚く弾力があって甘みがすごい。
シマアジはふだん口にするマアジ?とは別物なのかな。wikiによるとアジ類の中で最高級らしい。
鯛を岩塩&ゆずごまでいただく一貫。斬新ですが、柑橘の香りと鯛がよくあう。
お次はカンパチのすだち土佐醤油。ねっとりと甘いカンパチに、こちらも柑橘の爽やかさ。
土佐醤油は鰹節の旨味がプラスされている醤油。
モンゴウイカの岩塩キャビアのせ。モンゴウイカの甘みを最大限引き出す組み合わせなんでしょうね。
けっこう次に何が出てくるか楽しい。
ここで赤だし登場。名古屋の赤だしとは違う。
次は香川県が推しているブランド養殖ハマチのオリーブハマチ。餌の一部にオリーブを使って養殖しているんですね。
血合いの部分が無いですね。爽やかな甘み。
ここでサーモン。お隣さんは雲丹が出ていましたね。このあたりが値段の違いでしょうか。
次はイクラ軍艦。
エビのまぐろ節のせ。このエビ肉厚で美味しいです。尻尾の部分まで殻を取っているので尻尾も食べられるんですね。ふだん100円寿司しか食べないのでびっくり。
しめ鯖。脂がのっています。
玉子で終了です。
ご馳走様でした。間違えて入ったお店ですが、その美味しさに感動しました。ヤバい、カウンター寿司ハマるかも。
あとでグーグルマップの評価を見ましたが、かなり高評価を集めているお店でした。良かった、味オンチじゃなくて。😀
ちなみにマドンナコースで税込3,080円。意外と安いかも。お昼だからかな?
外観です。ポリタンクおいてあるのがちょっと無粋ですかね。そして鯛めしの看板が・・。あれっ、鯛めしやっていたのかな?
ちなみに鮨小椋というお店です。