観光案内所とさてらす
高知駅前にある観光案内所とさてらすです。高知の玄関口にふさわしい、とても大きな観光案内所です。
とさてらすでは無料でレンタサイクルを利用することができます。うれしいことに電動アシスト自転車もタダ。利用可能時間は朝8時半から夕方5時まで。(利用目的は観光のみで貸し出し16時まで)
こうち旅広場 - とさてらす | 高知県観光情報Webサイト「こうち旅ネット」
手続きをすませ、さっそく出発。目的地の桂浜に向かって南下します。まずは市内中心部を流れる清流鏡川を渡ります。
とさでん路面電車の終点、桟橋通5丁目駅です。昔はこの近くにフェリー乗り場があって甲浦経由の神戸・大阪行きのフェリーが発着していたと思います。
学生時代に四国ツーリングで、フェリーに自転車を載せて神戸に帰ったことがあります。
おそらくですが瀬戸大橋が開通し、さらに高知自動車道が完成したため、フェリーの優位性がなくなり廃止となったのでしょうか。
トンネルを通過します。浦戸湾の西側を通りましたが、桂浜までの道はけっこうアップダウンがありました。
雪蹊寺
道沿いに四国88ヶ所33番札所の雪蹊寺がありましたので立ち寄ってみました。
お遍路さんの姿はなくシーンとしていました。お遍路さんも年末年始はオフシーズンなんでしょうかね。
桂浜
太平洋に出ました。早朝は天気が良かったんですが、ちょっと曇ってきましたね。
映える写真が撮れそうなヘアピンカーブ。晴れていたら気持ちいいんでしょうけどね。ちょっと残念。
桂浜に到着です。
真新しい2023年オープン予定の桂浜ミュージアムです。このミュージアムを始め、きれいなレストランや土産物屋が建っていて、むかし訪れた時とだいぶ様子が違います。
お決まりの坂本龍馬像です。
アップです。このポーズはやはり寺田屋事件で負傷した右手を隠しているのでしょうか。
高波が来ることがあるから波打ち際に近づかないようにと自動放送が流れています。
桂浜水族館がありました。入館料1,600円ということと、家族連れのお客さんが多かったので遠慮しておきました。体験型水族館はボッチより誰かと一緒に来たほうが楽しそうです。(言い訳していますがただのケチ)
桂浜の西側、龍王岬展望台へ行ってみます。
曇りでもきれいな海だというのがわかります。
観光客で賑わっていました。
浦戸大橋
桂浜を観光した後は、浦戸湾の出口を跨ぐ浦戸大橋を渡って湾の東側に移動し北上します。浦戸大橋は長さ1410m。大型船も通過できるように高さもかなりあります。
大型車も含めて車の通行量は多いのに、歩道がめっちゃ狭くて怖いです。ビビりなので自転車から下りて押して歩きました。車道側にコケてトラックに轢かれたらぺっちゃんこ。
浦戸大橋は自動車での利用を前提としたため、歩道部は極めて狭小であるため歩道部における自転車同士の離合は困難である。 橋からの投身自殺が相次いだことから、橋の欄干に高さ約3メートルある背の高い返し付きのフェンスが設置されている。
ヒエ~、自殺の名所だったのか。😅
橋の上からのきれいな景色の写真を撮れるかと期待しましたが、檻の中からの写真みたいになりました。
高知重工造船所
今度は浦戸湾の東側を高知市中心部に向かって北上。浦戸湾沿いは工業地帯のようになっています。途中で新来島高知重工の造船所がありました。
船の船体に用いる曲面を描いた鉄板は、職人さんが分厚い3m四方くらいある、大きな鉄板をガスバーナーで熱したり水をかけて冷却することにより作られます。熱膨張と収縮を利用するんですね。
その様子が歩道から丸見えでした。職人技です。
五台山竹林寺
高知市の展望台、五台山に登りました。電動アシストが効いて、そこまでしんどくありません。ひょこひょこ一定ペースで登ります。
山の上には竹林寺というお寺があります。四国88ヶ所31番札所です。
竹林寺は聖武天皇の依頼を受けた僧の行基が、中国の五台山になぞらえて開創。全国から五台山に似た場所を探し、高知のこの場所になったそうです。
重要文化財の本堂。四国88ヶ所札所に限らず、弘法大師に関係する真言宗のお寺には五色の幕がかかっていることが多いです。
それぞれの色に意味があるんですね。
立派な五重塔です。
お遍路さんマンホールがありました。虹河童心? カッパ?
高知県立牧野植物園
同じく五台山にある県立牧野植物園は、残念ながら年末年始の休みに入っていました。ここは植物だけでなく建築も素晴らしく、行きたかった場所なんですが仕方がないです。またの機会に。
五台山を下り、高知市中心部に戻ります。腹ペコです。
ひろめ市場
高知城にも近いひろめ市場にやってきました。
高知名物のカツオのたたきのお店やラーメン屋、インドカレー屋など、いろいろなお店が所狭しと並んで、中央や通路にはテーブルが設置され巨大フードコートの様相です。地元民か観光客かわかりませんが、昼呑みを楽しむ人たちに圧倒されて退散。ムリ。
ひろめ市場
土佐藩家老の屋敷跡付近にあり、屋敷が消えた維新後もその一帯は親しみを込めて「弘人屋敷(ひろめやしき)」と呼ばれていたことから、その名をとり「ひろめ市場」と名づけられました。
ひろめ市場の中は「お城下広場」や「龍馬通り」など7ブロックからなり、鮮魚店や精肉店、雑貨・洋服屋、飲食店など、個性的なお店が集まっています。
市場内の至る所にテーブルと椅子が並べられていて、それぞれ自分の好きなものを、好きなお店で買ってきて、持ち寄って食べるスタイルとなってます。なので市場内のほとんどの飲食店にはテーブルがありません。
食事後は食器をまとめておけばスタッフがすべて回収してくれます。食べる・買う・見る・遊ぶ…と,楽しみ方は無限大。自分に合わせた楽しみ方ができます。
近くのベトナム料理屋さんでお昼をたべることにしました。
やっていないメニューが多く、とりあえずバインミーをひとつ食べました。
イオンモール高知
高知駅の北1キロほどのところにあるイオンモール高知に行きました。4日間の旅行中に足りなくなるパンツと靴下を買うためです。
駐車場に献血車が止まっていました。エントランスホールでも赤十字の職員らしき3人で献血を呼びかけていて、献血しないと申し訳ないような気分になりました。
イオン内のマクドでコーヒー飲んで休憩した後、買い物を済ませ午後4時に観光案内所とさてらすに戻り自転車を返却しました。
結局、その日に市内の献血ルームで献血をしました。夕食はうつぼかば焼き重を食べました。
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