まーきちのお気楽生活

正社員からバイト暮らしを選んだ旅好きなおじさんの日記

グリコ江崎記念館に行ってきました

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虹のかかる江崎グリコ本社です。大阪市西淀川区歌島にあります。売上高は連結で3,380億円、社員数は連結で5,321人。大企業ですね。

 

ja.wikipedia.org

 

 

江崎記念館


本社敷地内に江崎記念館があり、電話による事前予約で見学することができます。

 

見学は一日4枠あり、午後は13:30〜と14:30〜の2枠。私たち夫婦は14:30からの枠にしました。

 

www.glico.com


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まず正門の警備員室で見学予約してある者であることを告げます。

 

しばらくして案内の社員さんがやってきました。驚いたことにマンツーマンによる案内のようです。

 

私たちの他にひとりで来ていた女性の方がいましたが、その方にも別の社員さんがついていました。



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江崎記念館入り口です。

 

江崎グリコの歴史


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江崎グリコは1922年(大正11年)に佐賀県出身の江崎利一によって設立。出身地の有明海名産の牡蠣にグリコーゲンが含まれていることを知った利一が、それを利用して育ち盛りの子供に栄養たっぷりのキャラメルを製造することを思い立ったのが始まりだそうです。

 

社名のグリコはグリコーゲンから。


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江崎記念館は社員に創業の精神を伝える、社員教育の施設でもあるようです。掛け軸に掲げられたグリコ7訓。


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勤倹力行という言葉は知りませんでした。「次の大きな仕事のために、次の飛躍、発展を期するために節約すること。」という意味だそうです。

 

○○訓というと電通「鬼の十訓」を思い出してしまいます。😂


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現在の社の存在意義(パーパス)は「すこやかな人生、ゆたかな人生」だそうです。このあたり社員さんがきっちりと説明してくださります。

 

(手短にと言えばその後は自由に見学できると思いますが、せっかくなのでひと通り説明をお願いしました。説明ありのほうが理解が深まっていいと思います。)

 

昔の商品パッケージ


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創業当時のキャラメルの箱。森永のキャラメルはすでに発売されていて、後発ということでシェアの拡大には苦労したそうです。

 

グリコのシンボルであるランナーの絵柄や、一粒300mという宣伝文句が生まれたのもこの当時から。

 

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軌道に乗ったキャラメルにあぐらをかいていてはいけない、次の主力商品をということで、生み出されたのがビスコ。


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昭和41年に販売が始まったポッキー。


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グリコアーモンドチョコレート。けっこう好きでしたね。スライド式の箱が革新的。

 

ちなみに館内はほとんどの展示物の写真撮影がOKですが、松田聖子や田原俊彦、渡辺徹、綾瀬はるか、戸田恵梨香、ガッキーなどが出演しているポスターや過去CM映像は不可となります。

 

道頓堀の歴代ネオン看板


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道頓堀の歴代ネオン看板のミニチュアがありました。


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シンプルな初代看板。戦前の1935年から設置されているんですね。


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3代目です。昭和ですね~。カラーはさくらはサクラフィルムか? サクラフィルムはその後のコニカへ。


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4代目。私はこれが一番なじみあります。


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5代目です。現在は6代目でLED仕様、動画も再生できるそうです。

 

歴代のおもちゃ勢ぞろい

 

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グリコといえばおもちゃ。


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初期の紙製のものです。


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まだ私の生まれる前のものです。セルロイド製のようです。


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プラスチック製が登場し、一気にカラフルになりました。私の子どもの頃、1970年代ですね。


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私はよくスポロガムを買っていて、おもちゃも手にしたはずですが、あまり記憶に残っていないです。


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最近は自然志向、環境志向の高まりか、木製のおもちゃになってきているそうです。子ども向けの製品を買ったことないからわかりませんね。

 

現代の製品群


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おなじみの製品が並べられたコーナーです。


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高級ポッキーのバトンドールシリーズは、この西淀川区の本社工場で作られているそうです。


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アイス類の多くは千葉県の野田市にある工場で作られているそうです。パナップは夏にたまに妻が買ってきます。


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私がよく食べていた乳酸菌入りのスポロガムはすでに製造中止になっていますが、スポロンに受け継がれているそうです。


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最近はSUNAOシリーズとアーモンド効果が人気だそう。

 

おみやげ販売コーナー


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ミニ売店コーナーがありました。


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会社創立100周年を記念した特別なグリコ。隈研吾など有名なクリエイターがおもちゃの監修をしたシリーズです。


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そういえばグリコといえばグリコ森永事件ですが、当時子供の私でもとてもショッキングな、興味がそそられる事件でした。

 

キツネ目の男に怪人21面相は今何をしているんでしょうかね。

 

社員の方は私より一回りくらい若そうでしたので、さすがにグリコ森永事件のことは質問しませんでしたが、ネットで調べてみると当時誘拐された江崎勝久氏は昨年まで40年間にわたって社長職を務められたんですね。

 

www3.nhk.or.jp

 

おみやげ


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こちらは見学者に配られるお土産一式です。おもちゃつきキャラメルがついてきました。


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いろいろ案内して頂いたので、(妻が)お土産を購入しました。先ほどの100周年記念グリコに、ひとつぶで二度おいしいアーモンドグリコ、計1,000円です。


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中に入っているおもちゃです。環境を考慮したリサイクルプラスチックで作られています。

 

 

 

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