愛知県みよし市にはJリーグの名古屋グランパスの練習場があります。ショッピングモールのイオン三好にはグランパスの応援コーナーがありました。
その中にあるMOVIX三好で映画を見ることにしました。
見たのはフォールという映画です。
高さ600mのタワーのてっぺんにいちびりYoutuberの女性2人が取り残され、地上へ下りられなくなるという話です。
山でのフリークライミングの最中に夫・ダンを落下事故で亡くしたベッキーは、悲しみから抜け出せず1年が経とうとしていた。ある日、ベッキーを立ち直させようと親友のハンターが新たにクライミングの計画を立てる。
今は使われていない地上600mのモンスター級のテレビ塔をターゲットとして選んだ彼女たちは、老朽化で足場が不安定になった梯子を登り続け、なんとか頂上へと到達することに成功する。
そこでベッキーは夫の遺灰を空から撒くことで、彼を偲び、新たな1歩を踏み出す決意を示すが、それもつかの間、彼女たちに次々と困難が襲いかかる!自分たちの持つ技術と知識をフル活用して、どうにかこの危機を抜け出そうとするが…高所で巻き起こる恐怖の数々にあなたは耐えられるか!?
よくあるB級映画かと思いましたが、高度感のあるCG映像がリアルで見ていて恐怖を感じました。
登ることになった動機をはじめ、救助隊も出動する騒ぎになったのに本人がきちんと反省するシーンが無いなど、ツッコミどころは少々ありますが、けっこう見ごたえがありました。見終わったあと軽い疲労感を感じました。
いっしょに見た妻も「怖え~」と言っていました。
高所恐怖症の人は気持ち悪くなるかもしれないです。IMAXとかで見るともっとすごいのかも。
よく似た映画でジェームス・フランコ主演の『127時間』を思い出しました。なかなか評価の高い作品ですが、こちらはトレッキング中に岩に手を挟まれ脱出できなくなる話。
どちらも固定されたシチュエーションの中で、これでもかこれでもかと危機的状況が主人公を襲います。原作者か脚本家かわかりませんが、うまく考え出して娯楽作品に仕立て上げるものです。
それにしても映画のように海外の若者は、無謀なことにチャレンジすることが珍しくないですね。屋根(ルーフ)からルーファーと呼ぶようです。検索するとYoutubeにはその類の動画がいっぱいあります。
日本だとスシローナメナメ高校生なのでしょうが、同じく承認欲求ツヨスギなんでしょうね。