現役の社畜さん動画
社畜という言葉はあまり好きじゃないのですが、本人が使っているのでまあいいですかね。
たまたまYoutubeのおすすめに出てきた、社畜 So Sweet さんの社畜動画を興味深く拝見しました。
御本人は月200時間もの残業をこなしたこともある現役バリバリの社畜さんですが、長時間労働はあまり誉められたものじゃないですね。
そのような労働を受け入れてしまう労働者がいるから、経営者は知恵を絞らないし、ブラック企業はなくならないのでしょう。労働者側にもある程度問題があると思います。
月間残業時間別ライフスタイル
この動画では残業0から200時間まで、月間残業時間別にどのような生活になるかを解説しています。通勤は片道1時間と仮定しています。
残業0時間だと現在の私がそうですが、帰宅後のフリータイムは4時間以上あります。私の場合、通勤時間が短いので5時間はあります。
それが月間残業時間20時間、40時間と増えるごとに平日の自由時間が削られていきます。
残業月60時間レベルで平日の自由時間はゼロとなり、めでたく社畜の誕生。自分の時間すべてを会社に捧げるようになってきます。
100時間レベルから睡眠時間が削られていきます。政府の定める過労死はラインは月間80時間でしたっけ。
200時間レベルになると平日の睡眠時間は4〜5時間、土日出勤も当たり前となり、よりいっそう生命の危険を感じさせます。動画主の会社では月間60時間までは残業代がつくようですが、それ以上はカットされるようです。
200時間も残業したら140時間分はまるまる会社の儲け。ひどい話です。
私の場合
私の場合、30代半ばの頃、一時期ですが月に80~100時間ほど残業していたことがあります。
その当時は一社目のホームセンター勤務でしたが、二代目ボンボン💩社長の鶴の一声で、いきなり開店時間が朝9時から7時に早められました。朝早くあけると職人さんの需要を取り込めると思ったんですね。
品揃えも改善せずに営業時間だけ早めても職人さんは来ないのに・・
早番だと朝6時半に出社するため、通勤時間も考えると朝の5時起床、閉店は夜8時でそこから営業中にできない作業をいろいろ行ない、帰宅は夜11時くらいです。
遅番だと出社は9時で帰宅は同じくらいの時間。
夜11時から晩ごはんを食べてすぐに寝るので、ムチャクチャ体に悪いです。体重はその頃が人生でMAXで80kgを越えていました。入社前は60㎏台だったのに。
睡眠も7時間確保するのは難しかったです。1時間の昼休憩で昼寝して、なんとか帳尻を合わせていました。
その会社では31歳から37歳までの6年間働きました。
その店は今も細々と存続しているので、現在の営業時間はどうなっているのかとグーグルマップで調べてみたら、開店は朝の9時、閉店は夕方6時とずいぶんホワイトになっていました。
私がやめたあとどういう経過を辿ったのか知りませんが、二代目💩社長もやっと分かったんですかね。
そもそも人員も増やさずに既存社員の労働時間を伸ばして、営業時間変更したのがクソすぎる。
基本給は低いうえ、残業代は月20時間しかつかないし。
むかし社長を交えた研修で、仕事における夢や目標を発表するときに「夢は年収400万円です」と、言ったことがあります。
当時の年収は長時間労働にもかかわらずボーナス入れて350万円。350万ぽっちで夢もクソもないですね。😜
社長の顔は引きつっていましたが、本当のことを言っただけです。
その職場で良かったのは同僚たちと比較的楽しく仕事をしていたことくらいですかね。