大阪へ帰省した際の寄り道の記録です。
明石駅
愛知の私の地元から電車で4時間弱、JR山陽本線の明石駅です。今日はここから淡路島に船で行きます。
明石市は人口約30万人で兵庫県では神戸、姫路、西宮、尼崎の次に大きな町です。駅前も活気があります。
ディープマハル
まずはお昼ごはん。駅前のビルの中に入ってるディープマハルというインドカレー屋さんにしました。
ランチは税込880円から。
お昼12時台でしたが、そこまで混んでいませんでした。予想通り。
ブログ的には明石だけに名物明石焼きを食べたほうがいいんですが、どこもかなり行列なんですよね。
明石で明石焼、食べたことあるし。😄
一番安いAセットにしました。まずはサラダです。
スープです。
カレーとナンです。カレーは6種類くらいから選ぶことができ、私はバターチキンカレーにしました。
辛さは普通にしましたが辛くないですね。ナンもカレーも美味しい。
食後のアイスコーヒーです。かなり満足のお店でした。
インド人店員さんの「マタヨロシクオネガイシマス。サンキューベリーマッチ。」もなんかほっこりしました。
魚の棚商店街
船に乗るため港へ向かいます。
途中の魚の棚商店街です。地元では「うおんたな」と発音するようです。
とても賑やかな商店街。アーケードの長さは約350m。明石海峡や播磨灘でとれる海産物を扱う店が多いのが特徴です。
明石焼は玉子焼と呼ばれることも多いですが、明石焼の店にはやっぱり列ができていました。
明石焼の他、タコも有名ですね。
また、この早春の時期はイカナゴのくぎ煮が出回っています。
写真はネットから引っ張ってきたものですが、多くの海産物屋さんで売らていました。くぎ煮は関西の春の風物詩。特に明石はくぎ煮の本場ですね。私もご飯のお供に大好きです。
でも見てみると、けっこういい値段です。100グラムの小さいパックがだいたいどこも1,300円から。高い所だと1,500円もします。
他にもいろいろ美味しそうなものが売られていました。
明石魚港
淡路島と明石を結ぶジェノバラインの明石港にやってきました。ショックなことに、なんと3分前に出港したみたい。😥
13時ちょうどの便に乗るつもりで30分も前にやってきたのに。12時30分が出港でした。どうやら明石発と岩屋発の時刻を間違えて見ていたようです。
次の船は1時間後。仕方がないので周辺を散策することにしました。
多くの漁船が係留されている明石漁港です。奥の方にある船はどうやって外に出ていくのだろうと疑問に思いました。
漁港の近くには明石焼の名店「ふなまち」さんがあり、予想通り行列ができていました。
岩屋神社です。
明石港には明治期の灯台が残されています。
元和7(1621)年に小笠原忠政(後の忠真)が明石浜を浚渫し明石港を造り、寛永年間(1624~44)には港の入口にあたる波門崎に石壁を築いて港を改修しました。
現在の明石港には明暦3(1657)年頃に5代藩主松平忠国によって造られたという旧波門崎燈籠堂(明石港旧灯台)が残されています。
この旧燈籠堂は明石市指定文化財であり、現存する日本の旧灯台のうち設置年代は2番目に古いとされています。
台座となる袴腰型の石積みは、江戸時代の巧みな技術を今に伝えています。明治以降も灯台として昭和38年まで利用され、300年以上にたり、本市の澪標として水運の発展に寄与してきたものであり、現在も海峡に面したランドマークとなっています。
明石港と旧波門崎燈籠堂(明石港旧灯台) | 一般社団法人 明石観光協会
こちらは昭和28年から令和3年まで、さきほどの石の台の上に設置されていたコンクリート製の灯台の頭部分です。
こちらは赤と白の現在の灯台です。その先に明石海峡大橋が見えます。
ジェノバラインに乗船
船乗り場に戻ってきて券売機で乗船券を購入。淡路島の岩屋港まで片道550円です。
明石海峡大橋の完成前は阪神地区から淡路島を結ぶ航路はたくさんありましたが、現在はこのジェノバラインのみ。
ジェノバラインの名前は、運営会社の親会社が大阪市に本拠を置く、体型補整下着およびジュエリーの販売会社の(株)ジェノバからだそうです。ずいぶん異業種ですね。
使用船は双胴船の高速艇「まりん・あわじ」です。簡単には沈没しなさそう。
フェリーではないですが、けっこう大きな船ですね。後部には自転車、バイクも載せることができます。原付バイクのお客さんが多く見られました。
船内です。昼間の便にかかわらず思ったよりたくさんの人が乗車していました。通勤通学時間帯は多くの人が利用するようです。
通勤通学定期券も販売されています。船での通勤通学はかっこいいですね。
上部のデッキ席です。私のような景色を楽しみたいお客はこっちですね。
明石港を出港。この日は最高気温が大阪で20度に達し、デッキ席でも寒くありません。
岩屋港まで13分の船旅。
明石海峡大橋
明石海峡大橋がぐんぐん近づいてきます。
明石海峡大橋(あかしかいきょうおおはし)は、兵庫県神戸市垂水区東舞子町と淡路市岩屋とを結ぶ明石海峡を横断して架けられた吊橋。全長3,911 m、中央支間1,991 mである。
反対側の淡路と徳島を結ぶ線には大鳴門橋がある。本州と四国を結ぶ3本の本州四国連絡橋(本四架橋)ルートの一つ「神戸淡路鳴門自動車道」の一部として供用されている。
主塔の高さは300mであべのハルカス、横浜ランドマークタワー級。
2022年にトルコの橋に世界一長いつり橋の称号は奪われたみたい。
岩屋港
岩屋港が近づいてきました。神戸淡路鳴門自動車道淡路SAの観覧車が見えます。
到着です。