小淵沢駅
JR中央線の小淵沢駅です。小海線との乗換駅です。
おそらく28年ぶりくらいに小淵沢駅で下車しました。前回は友人との八ヶ岳登山で利用しました。
その頃は体力が有り余っていたので、テント含む荷物を背負って、小淵沢駅からアプローチもすべて徒歩で編笠山、権現岳、赤岳と登りました。
駅展望台
小淵沢駅は2017年に新しい駅舎に生まれ変わったそうで、屋上には展望台が儲けられています。
展望台には先客がいました。
南アルプス方面の眺めです。
丸政そば
ちょうどお昼前だったので、駅舎2階にある立ち食いソバのお店「丸政そば」さんでお昼ご飯にしました。
丸政そばを運営する丸政さんは、小淵沢駅のすぐ北側にある駅弁製造業者です。駅弁はあまり詳しくないですが、「高原野菜とカツの弁当」「元気甲斐」などが主力商品だそう。
食べたのは山賊そば(590円)。塩尻発祥の鶏の山賊焼きがどど~んとのっています。山賊焼きはニンニクが使われているのでしょうか。味が濃いめです。けっこう満足感のある一品。
駅周辺を散策
小海線の発車時刻までまだ40分ほどありますので、駅の外に出て散歩することにしました。
駅前ロータリーの端に馬の像がありました。
なるほど、涼しい小淵沢は馬の飼育に適した「馬の町」なんですね。
駅前の商店街を歩きます。
小淵沢は現在は合併して北杜市ですが、こちらは単独で町制が施行されていた当時のマンホールですね。
建物がきれたところで南アルプスの眺めが広がっていました。
日本100名山の甲斐駒ヶ岳(2,963m)。サントリー「南アルプス天然水」のふるさとですね。小淵沢駅から5㎞ほどのところに工場があります。
ちょっと霞んでいますが富士山も見えました。
小淵沢から見る八ヶ岳。左が編笠山(2,524m)中央が権現岳(2,715m)。
歩くと汗ばむような陽気でした。
振り返って再び甲斐駒。かなり高度感があります。
小海線に乗車
11時56分発の野辺山行き普通列車に乗車しました。小海線は小淵沢ー小諸間を走る全長78.9㎞のローカル線。
ボックスタイプ、ロングシート、一人がけの席がある車内でした。
待ち合わせの特急あずさが遅れていたため、定刻の8分遅れで発車しました。
小海線はとても景色のいい路線でした。登り勾配をゆっくり力強く登っていきます。小淵沢駅が標高886.7m、最高所の野辺山駅が1345mにあるので、460mほど山を登ります。
ちなみに小海線は日本の高いところにある駅の第1位から9位までを占めるそうです。
第10位は中央西線の奈良井駅(933.8m)。さっき愛知から来るときに通りました。