まーきちのお気楽生活

正社員からバイト暮らしを選んだ旅好きなおじさんの日記

坂本龍一さんと親父

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坂本龍一さん

 

坂本龍一さんがお亡くなりになられました。

 

ガンで闘病中なのは知っていましたが、うちの親父より早く逝かれるとは思っていませんでした。

 


Self Portrait : Ryuichi Sakamoto - YouTube

坂本さんの曲ではこれが一番好きです。1984年リリースの「音楽図鑑」に入っていた曲です。

 

その中でも この YouTube のソロ演奏が好きです 。

 

聞いているといろいろな映像が頭に浮かびます。四季の風景だったり、光と影だったり、過去と未来だったり、生と死だったりです。

 

曲名はセルフポートレート。肖像画という意味ですが、どちらかというと聞いたときの心理状態を映し出す鏡のような曲ですね。

 

いつ撮影されたのかわからないですが、若い坂本さん。 才能の塊の坂本さん。

 

ちょっとギラついていてカッコいい。

 

忌野清志郎とのいけないルージュマジックで知ってから、YMOをはじめ、ソロ活動にと、これまで楽しませて頂いてありがとうございました。

 

うちの親父

 

ありがとうと言えば、親父の入院する病院に見舞いに行ってきました。

 

最後の「ありがとう」を言ってきました。

 

正確には最初で最後かもしれないですね。

 

親父はすっかり痩せて死期が迫っているのがわかりました。それでも病室を訪れたときにはいちおう目が開いて意識がありました。

 

親父とは思春期の頃からずっと喧嘩ばかり、その後は家を出て、愛知に住むようになり、帰省もあまりせず会話もそれほどありませんでした。

 

最後にまともに話をしたのは妊娠した妻の死産を電話で伝えた時ですかね。14〜5年くらい前に遡ります。

 

その後、痴呆が少しずつ入ってきました。

 

分かっているのか分かっていないのか、こちらが声をかけると手を動かしたり何か喋ろうとしたり反応はありました。

 

このあと、今やっている鼻からの経管栄養や点滴を中止し、これまでお世話になっていた特別養護老人ホームに移って看取る予定。

 

長男として最終的に決断してきました。