神戸市営地下鉄湾岸線の中央市場前駅です。
駅名の通り、地上には神戸市中央卸売市場がありますが、イオンモール神戸南もあり、駅からは専用の通路で結ばれています。
エントランス前には平清盛キャラの「清盛くん」がいました。
このあたり、平安時代末に平清盛が日宋貿易のために建築した港である兵庫津にあたり、室町時代には足利義満の日明貿易の拠点として栄えました。
ヴィッセル神戸のホームグラウンドであるノエビアスタジアムもすぐ近くです。
関係ないですが私のメインカードの楽天カードは、ヴィッセル神戸の今は無き、イニエスタの顔写真入りデザインです。
出すのがちょっとだけ恥ずかしいです。
イオンラウンジでコーヒー休憩にしました。
和田岬線に乗車するため、地下鉄で1駅分歩くことにしました。中央卸売市場です。
JR和田岬駅に向かって歩きます。
兵庫県立兵庫津ミュージアムです。先述した兵庫津の歴史に関する展示を行っています。入館料300円。
赤い欄干の新川橋。
この先、兵庫運河です。さきほどのイオンと中央市場があった場所も運河で切り離され島となっていますが、この先の和田岬も島になっています。
三菱重工の神戸造船所が見えてきました。
夕方5時をまわり、造船所の方から多くの人が出てきました。奥には三菱電機の工場もあります。
造船所に通勤する人が多く利用するJR和田岬線の和田岬駅です。
駅舎はおろか、改札口もICカードの読み取り機もありません。乗客はそのままホームに入っていきます。
このまま乗車くださいと書いてあります。ICカードの場合はこの先の兵庫駅の自動改札機にタッチするようです。
そうだと分かっていても、切符も買わず、ICカードもタッチしないとなんだか罪悪感がありますね。
意外と長いホームです。
和田岬線は朝晩の通勤旅客向けに特化した路線という性格から、列車は日中の運転はなく、平日は17往復、土曜は12往復、休日は朝と夕方に各1往復のみの計2往復が運転されているそうです。
休日のダイヤは悲惨ですね。
兵庫駅行きの電車が入線してきました。
和田岬線では現在は起床となった103系スカイブルーの車両が走っているそうですが、それに当たらずちょっと残念です。
※103系は2023年3月のダイヤ改正で引退したそうです。
出発前に座席はほぼ埋まるぐらいの混み具合でした。
和田岬線の途中で川崎車輛兵庫工場の専用引き込み線とつながっており、和田岬線は車両の搬送・搬入で、重要な役割を果たしているそうです。
山陽本線の線路が見えてきました。
和田岬駅を出て3分で兵庫駅に到着。
ホーム先端には車止めがあり、このまま行っても山陽本線と合流するわけではありません。ただし兵庫駅側からは西明石方面に合流線路があるそうです。
さきほどの川崎車輛から電車を搬送させるときは、いったん和田岬線の兵庫駅構内に入れておいてから、スイッチバックで山陽本線に送り込むことになります。
和田岬線ホームと山陽本線のホームの間には中間改札があり、ICカードをタッチして入ります。
私は青春18きっぷでしたので改札横のカメラ付きインターホンで切符を提示して、自動改札を開放にしてもらって乗り換えました。
きっぷの場合は中間改札手前の券売機で切符を買って改札を通ることになります。