名古屋鉄道の蒲郡駅です。JR東海道本線との乗換駅です。
ずっと前から廃止が噂されている名鉄蒲郡線に乗ってみることにしました。
蒲郡線は西尾市の吉良吉田と蒲郡を結ぶ延長17.6㎞の路線です。
蒲郡から西尾市の旧幡豆町、旧吉良町の三河湾沿いを走行します。
蒲郡線は名鉄にとっては不採算路線で早く廃止にして経営の効率化を図りたいところですが、地元自治体(主に西尾市)が反対していてます。
補助金なども投入されて何とか息たえだえで存続している路線です。
過去には碧南ー吉良吉田間も路線がありましたが、ちょうど私が愛知に移り住んですぐの頃に廃止されました。
愛知の田舎は車社会ですし難しいですね。道路もよく整備されています。
名鉄は昔はもっと路線がありました。三河線の猿投以遠や岐阜の美濃線や谷汲線も廃止されています。
改札口です。自動改札ではないですね。それどころか交通系ICカード読み取り機もありません。
蒲郡線はICカードが使えません。
蒲郡線の時刻表です。一時間2本はきっちりと運行されていますので、地方のローカル線に比べればマシだと思います。
蒲郡線のホームです。蒲郡駅は高架駅で、左隣のひときわ明るいのがJR東海道本線のホームです。
名鉄らしくない変な色の車両が入線してきました。西尾市市制70周年記念復刻塗装だそうです。アポロチョコレートみたい。😃
上半分のベージュ色が阪神電車ぽくもあります。
6000番台車両の2両編成です。途中駅で扉が開いて乗降できるのは先頭車両のみです。
車内です。最終的にひと車両20人くらいが乗ってきました。日曜の夕方6時です。平日はもう少し乗客が多いと思います。
今どきの通勤車両では見かけないカーテン。
30分弱の乗車で終点の吉良吉田駅に到着です。
途中なにか写真を撮ろうと思いましたが暗くて何も撮れず。
短い旅でした。吉良は忠臣蔵の吉良上野介の地元です。
乗ってきた電車は折り返しで蒲郡に向かいます。
蒲郡線と接続する西尾線の間には乗り換え改札がありますので、きっぷを投入して通過です。
弥富行き急行列車が止まっていました。これに乗って家に帰ります。