母の希望で墓じまいに向けていろいろ動いています。
私と妹の両方に子供がなく、将来的にお墓の面倒を見る者は誰もいなくなるからです。
母としては、私たちに墓じまいの負担をさせるのは申し訳ないので、自分が生きているうちにやっておこうという考えのようです。
費用の負担は母がしてくれるのでありがたい話です。
ただ、実際に手続きなど動くのは私です。
調べてみると墓じまいというのは想像以上に面倒なんですね。
我が家の墓は公営霊園に有りますが、写真のようにけっこうなフルスペックです。
建てたのは死んだ親父ですが、どうみても頑張りすぎでしょう。😅😅😅
私が高校生の時に死んだ祖父からの、激しい「墓たてろ」プレッシャーもあったそうですが。
墓じまいの手順としては、墓がまだ死んだ親父名義となっているので、まずは私に名義変更する必要があります。
私の戸籍謄本に実印、印鑑証明書が必要になってきます。
そして墓地を契約したとき(昭和44年のことらしい)に発行された墓所使用許可証ですが、こちらは紛失しているので再発行手続きが必要です。
で、さらに墓所返還申込書を記入して霊園の管理組合に提出。
返還による還付金はわずか23,000円になるそうです。
そして一番の問題は今ある上モノをすべて撤去して更地にして返さないといけないことです。
メインの墓石の他にも墓を囲む巻石に戒名を彫ってる石など、とにかく石がいっぱい使われています。
そして利用者自身が石材業者を見つけて撤去工事を手配しないといけません。
撤去費用はネットによると1平方メートルあたり相場で10万円くらい。
墓は間口2m✕奥行4mあるので8平方メートル。重機が入れないところはさらに高くなるらしい。撤去費用だけで100万円くらい覚悟しないといけないかも。😭
タダであげるから誰か持っていってくれないかな。
このまま放置してトンズラ、管理組合に迷惑かけて無縁仏になってもいいんじゃないかという考えも頭をよぎります。(笑)
なお、墓じまいしたあとは同じ霊園内にある永代供養施設に入る予定です。
こちらは同じ霊園から霊園への移動となるため、先程の還付金23,000円放棄を条件に今墓にいる祖父母およびまだ納骨していない父の骨はタダで入れてもらうことができるそうです。
よって墓じまいにかかる総費用は、ほぼ既存の墓の撤去工事費にかかってきます。
相談した管理組合の職員さんもおっしゃっていましたが、何社か石材業者をあたって相見積もりを取るのは必須なようです。