金沢駅でちょっと時間ができたので、北陸鉄道に乗って内灘まで往復することにしました。
北鉄金沢駅
金沢駅の地下にある北陸金沢駅の改札前にズラリと並んでいるのは、次にやって来る電車を待つ人たちです。
駅に電車がやってくると、まず下りる人の改札を行い、すべての人が下りた後で乗る人の改札を行うようです。
内灘までは片道360円。朝夕のラッシュ時には1時間に3本、その他の時間帯は2本の運行間隔のようです。
券売機で切符を買いました。やわらかいバスの整理券のような紙製の切符でした。自動改札機はありませんので、入場時に駅員さんが券面にハンコを押してくれます。
内灘行きの電車に乗り込みます。内灘駅までは6.8㎞、駅は金沢と内灘の間に10駅もあり、かなり駅間距離が短いことがわかります。乗車時間は24分です。
郊外に行くにつれ、乗客は減っていきました。
日本海と河北潟をつなぐ大野川を渡ります。河北潟はかつては汽水湖でしたが、干拓が進んで現在は淡水湖だそうです。
終点の内灘駅に到着しました。
内灘駅のある内灘町は金沢市北西にある人口2.7万の町です。町の北部を河北潟の干拓地が占めており、田園地帯が広がっています。
内灘サイクルロードレース
内灘町は今から35年前、18歳の時に人生で初めて参加した自転車ロードレース「内灘サイクルロードレース」が開催された思い出の場所です。
干拓地の平たん路をぐるぐる周回するいわゆるクリテリウムレースですが、初心者マークで集団走行もおぼつかない私はかなりビビっていました。
前日に内灘に入り、町内の旅館に泊まりましたが、夜は緊張でよく眠れませんでした。
そんな状態ですので、レースは集団から大きく遅れてゴールとなりました。距離は30~40㎞くらいだったと思います。ゴールでは地元の人から拍手で迎えられましたが、なんか恥ずかしかったです。
今となってはいい思い出です。
内灘ロードレースは昨年の第40回大会がコロナで中止となって、そのまま終了してしまったようです。知りませんでした。
私が参加したのはおそらく第5回大会くらいだったんでしょうね。
土日限定一日フリー切符があった
駅前に約10分ほど滞在し、折り返しの電車で帰ることにしました。
帰りの切符を買おうとして券売機にお金を入れようとしたら、なにやら土日限定1日フリーきっぷの案内が・・・
1日フリーきっぷはなんと500円 !!
やられました。なら土日フリーきっぷなら500円なのに、私は720円払うことになってしまいました。同じ案内POPを金沢駅の券売機のコイン投入口にもつけておいてほしかったです。
たかが220円、されど220円・・
北陸鉄道が嫌いになってしまいそうです。(笑)
とほほ・・・
金沢駅に到着しました。
金沢駅の2台の券売機の間にこのような案内がありました。間は見ないよな・・・