早くも今年の振りかえりみたいなタイトルですが、本当にこの1年は五十肩に悩まされました。けっこう大変でしたね。
しかしケチなので悩まされたわりには病院には1回も行ってません。
当初は自分が五十肩になんかなるわけがない、五十肩が何かも良く知らなかったので、どうすればいいのかよくわかりませんでした。
五十肩は正式名称「肩関節周囲炎」と言います。普通の肩こりとはまったくの別物なんですね。
「五十肩」は症状の推移から三期に分けられます。発症から約2週間の急性期、その後約6ヶ月間の慢性期を経て回復期に至ります。
私の症状もほぼこの通りの経過をたどっています。
急性期
急性期には運動時痛に加えて安静時痛や夜間痛が起こり、徐々に関節が固くなり、肩の動きが制限されるようになります。
私の症状もそうでした。いつの間にか肩が痛いと思っていたら、ある日頭上のコート掛けに服を掛けようとして肩に激痛が走りました。脱臼したかと思いました。
その後、寝返りを打つのも肩が痛いし、安静にしていても肩が痛いです。肩そのものや脇などにピリピリ電気のような痛みが走ります。
動かすと肩関節あたりにけっこうな激痛ですので、肩を動かすときはおそるおそるです。
急性期は2週間らしいですが、昨年の12月末に発症、1月に悪化、3月いっぱいくらいまでこのような感じでした。
原因は寝ながらのスマホかと思いましたが、ここ数年のデスクワークで肩が凝り固まったり、運動不足による筋力低下など複合的なモノだと思います。
慢性期
慢性期には徐々に痛みが軽くなり、日常生活でも不快さは減りますが、動きの制限は残ります。
この頃はたしかに肩の動きが制限され、手を上にあげるのが不自由になります。駐車場の精算機でお金を払うのに、車の窓から手を出しますが、それがかなりの激痛です。
トイレでお尻を拭くのもちょっときつい。手を上にあげるだけでなく、後ろに回すのが不自由です。
電車のつり革を右手で持つのもムリ。
4月から7月までそんな感じです。
回復期
回復期には痛みも減り、少しずつ動かしやすくなり、ゆっくりと回復していきます。
自然に回復することがほとんどですが、元通りになるまでには約1年の経過が必要といわれています。
関節の動きが極端に悪くなった人では、回復に数年かかることもあります。
たしかに完全に回復するには1年くらい必要なのでしょう。
7月末にチョコザップに入会し、肩回りのトレーニングでちょっとずつ肩を動かすようにしています。
頭上の引き手を引いておもりをあげる、ラットプルダウンという種目がありますが、最初は肩が痛かったですが、いちばん軽い負荷から始めて固まった肩をほぐすつもりで運動しました。
最近ではだいぶスムーズに肩が動くようになってきました。
しかし、まだまだ手を上にあげると痛みがあります。だいぶ真っすぐあげられるようになりましたが、痛みで真上に90度、手を耳につくように上げることはできません。
冒頭のイラストのような肩のストレッチもまだ痛いですね。
完全に元通りになるにはもう少し時間が必要なようです。
※参考にしたサイト