伊勢神宮を参拝し松阪市内の散策を楽しんだ帰りです。四日市市で夕食にします。ここ2~3年ずっと行きたいと思っていたお目当ての店がありました。
近鉄湯の山線
近鉄四日市駅で湯の山温泉行きの電車に乗り換えます。
四日市というと小学校の社会で習った日本四大公害病のひとつ、四日市ぜんそくのイメージですが海辺にこそ工場が多いものの、内陸のほうに行くとのどかな田畑もありいいところです。
三重県の県庁所在地は津市ですが、四日市が人口31万人で県内最大の町となります。
四日市から2駅、伊勢松本駅で下車しました。
まつもとの来来憲さん
目的地の「まつもとの来来憲」は駅から徒歩3分ほどのところにあります。
B級グルメの「四日市とんてき」の有名店です。
店内はテーブル席と座敷席が半々くらい。私たちは座敷席に案内されました。平日の夜7時前ですが賑わっていて活気のある店内です。
壁に貼られたメニュー表ほか。メニューはとんてきを中心に焼き飯や天津飯など中華の定番料理が並びます。
こういうごちゃごちゃした雰囲気けっこう好きです。
ニンニク推しですね。とんてきにニンニクは欠かせません。
名物 大とんてき定食
注文したのはもちろん四日市名物大とんてき定食1,750円。お肉は250gです。けっこういい値段がします。
ただの豚のステーキではない。ポークソテーでもない。豚のしょうが焼きでもない。
分厚い豚の肩ロース(250グラム)を柔らかく焼き上げ、ニンニクとソースをからめた味で、野菜やごはんなどにとても合う味になっています。
肉が全部引っ付いている「グローブ」といわれる形も「とんてきスタイル」と言われています。
来来憲といえば「大とんてき」、「大とんてき」といえば「まつもとの来来憲」と言われるほどの、開店当時からの人気メニューです。
ビッグな肩ロースを焼き上げた形とボリュームが野球のグローブに似ているところから、いつのまにか「グローブ」とお客様に呼ばれるようになりました。
依然小さい時にお父さんに連れられて食べた味が忘れられなくて遠くから来ていただけるお客様もございます。
10分程でやってきました。とんてきはカットしていないもの(グローブというらしい)とカットしたものを選べます。私はカット済みでお願いしました。
たくさんのキャベツと大きなとんてきに一瞬びっくりしますが食べてみると意外とペロリと食べられます。しませんでしたが白米をお代わりしたいくらい。
ニンニクです。
こちらは妻の頼んだ中華飯です。わりと普通。
美味しかったです。ごちそうさまでした。でもとんてきの価格はB級でなくA級かも。
お代金は中華飯をあわせて税込2,475円でした。
この日(20日)の夜から急激に気温が低下し、ぶるっと震えがきて風邪をひきそうでした。思わずお店の向かいのVドラッグで使い捨てカイロとニット帽を買いました。
以上、近鉄1dayおでかけ切符愛知・三重版の日帰り旅でした。伊勢、松阪、四日市の3都市をまわリました。忙しい旅行でしたが途中の電車乗車が休憩になるのでけっこういいかも。
あと前日は名古屋で一泊したので変則的な一泊二日旅行となりました。