JR・近鉄の松阪駅です。松阪は「まつざか」ではなく「まつさか」なんですね。
松阪と言えば松阪牛
松阪と言えば松阪牛ですね。
松阪牛(まつさかうし/まつさかぎゅう)は、但馬牛の他、全国各地から黒毛和種の子牛を買い入れ、三重県松阪市及びその近郊で肥育された牛。品種としての呼称ではない。日本三大和牛の1つであり、「肉の芸術品」の異名を持ち、霜降り肉になっているのが特徴である。
マンホールにも牛が描かれています。
市内は松阪牛を扱う精肉屋、焼肉屋、レストランが多いです。
こちらはすき焼きで有名な和田金さん。店というよりビルですね。自社で肥育牧場を持っているそうで、品質の高い美味しい松阪牛が頂けるようです。
前を通り過ぎましたが、予約なしでも食べられそうな感じでした。エントランスの大きな自動ドアの中で、番頭さんみたいな人が手ぐすね引いて待ち構えていました。
同じくすき焼きの牛銀さん。
こちらも老舗の有名店。いつか食べたい〜。
チェックしてみるとすきやきが1人前(140g)8,800円~20,000円。肉のランクにもよりますが、手の出ない価格ではありません。でもどうせ食べるなら最高級20000円の特選肉がいいな。
しかし140グラム20000円か。たぶん一瞬で食べてしまうだろうな。2日分のバイト代か。
もう少し考えてみます。利用は二人以上からだそうです。
いちど利用したことのある一升びんグループなら財布にやさしいか。
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三井発祥の地
肉以外にも市内中心部はいろいろ見どころが多いです。
こちらは三井グループの三井発祥の地。
松阪は江戸時代から商人の町でした。日本三大商人は大阪商人、近江商人と松阪商人だそうです。近畿地方ばっかり。
魚町通り
左側は重要文化財の旧長谷川次郎兵衛家。
長谷川家は江戸時代に伊勢木綿を扱っていた豪商です。立ち寄った時間がちょっと遅かったので見学はできませんでした。
本居宣長宅跡
江戸時代の国学者である本居宣長の屋敷跡。
日本史の時間で名前を覚えたような気がしますが、イマイチ何をした人なのか分かっていません。平賀源内とゴッチャになってるかも。
WiKiを見ると「古事記伝」を執筆し、日本の古代史研究の礎を築いた人という認識でいいでしょうか。
なお本居宣長は松阪の豪商であった小津家の次男だそうです。
また見たことありませんが「東京物語」などで有名な映画監督の小津安二郎も元をたどれば小津家出身です。これから行く松阪城跡内に小津安二郎記念館があります。
松阪城跡
松阪市役所の前を通過すると
すぐに松阪城跡にたどり着きます。松阪城は1588年に豊臣秀吉から伊勢の領地を与えられた近江の蒲生氏郷が築城しました。
平成の合併で東近江市になりましたが、滋賀県には以前は蒲生町がありましたね。蒲生氏郷と関係があるのかな。
松阪城は平山城で少し小高い丘になっています。
周りは高い石垣で囲まれていますが柵がないのでちょっと危険ですね。縁のほうへ行くと足がすくみます。小さい子供を連れて行くときには要注意ですね。
本丸跡です。
天守閣跡です。
城跡からは市内の眺めがいいです。奥の平べったい山は先週訪れた青山高原です。
暗くなってきたので帰ることにしました。
松阪のお土産
松阪牛は食べませんでしたが、観光交流センターで松阪牛カレー(930円)を購入しました。今まで購入したことのあるレトルトカレーの中では最も高価かもしれません。