お得なきっぷを使用して高松から大阪に移動してみました。その記録です。ふつうに新幹線の切符を購入するより、かなりお得です。
日本旅行のバリ得きっぷ
日本旅行が取り扱う、山陽新幹線が割安で乗れるバリ得きっぷという切符があります。
バリ得は福岡、熊本などの九州も設定されていますが、四国もあり今回は高松⇒大阪で使用してみました。
私はJR西日本のアプリWESTER経由で予約しました。予約のところをタップします。
日本旅行が出てくるのでタップします。
バリ得が出てきました。バリ得はどの新幹線でもいいわけではなく、使用できる新幹線が決まっています。
バリ得では高松―新大阪が新幹線指定特急券付きで5,400円ですが、これはふつうに購入する価格より約2,000円安いです。
普通列車だけで移動しても4,830円かかりますので、それと比較してもあまり変わりませんね。
また、高松ー大阪間の高速バスが3,700円～なので、それよりはお高めですが新幹線で楽に移動できるのはいいですね。
限定列車はリストの中から選びます。
私はこだま856号を選びましたが、後で調べてみると2本前のこだま854号だと、あの希少な500系新幹線だったんですね。
その他おまけもついてきます。
ぽちっとギフトを貰えるので4つの中から選択します。おまけがもらえるのはJR東海の「ぷらっとこだま」みたいですね。
切符の支払い後、日本旅行のマイページからぽちっとギフトがセブンイレブンで引き換えることのできるバーコードをGETできます。
切符の支払いにはWESTRポイントを充てることもできます（上限半額まで）。もちろんバリ得きっぷ購入でもWESTERポイントがたまります。
切符には「赤い風船」の文字も。通常の切符ではなく企画旅行商品である旨が記されていました。
そのため途中下車はできませんし、遅刻すると違う新幹線に乗ることもできません。（たとえ自由席であっても）
それらのリスクを承知のうえで買う必要がありそうです。
実際に使ってみました
JRの高松駅です。切符の発券は余裕のある昨日のうちに、駅の券売機で済ませておきました。
駅に来る前のセブンイレブンで、ぽちっとギフトのお茶をセブンイレブンで交換しました。
高松駅に停車中の松山行特急「いしづち」と高松止まりの普通電車。
快速マリンライナーで岡山へ
15時40分発の快速マリンライナーで岡山へ向かうことにしました。
すごい豪華な席ですね。すぐ気づいて良かったですが、こちらはグリーン車でした。マリンライナーは何回か乗ったことがありますが、グリーン車が連結されているのは初めて知りました。
こっちです。
坂出駅に停車したあとは、行く先に瀬戸大橋が見えてきました。
瀬戸大橋を渡ります。スマホカメラの倍率を10倍にして、座席から撮影しているので画像が荒いです。
海の上を快調に走ります。
高松を出て52分、14時32分に岡山駅に着きました。
乗る予定の新幹線まで37分の時間があります。1本あとのマリンライナーですと乗り換え時間が6分しかなかったので、余裕のある行程にしました。
万が一マリンライナーに遅れが発生したら、指定新幹線に乗れなくなってしまうかもしれません。
そのような時は救済措置があるのかどうかは知りませんが、最初から安全策で行った方が良いと思いました。
岡山駅で撮り鉄
松山行の特急しおかぜです。
岡山と言えば黄色の在来線です。
この湘南カラーの列車、まだ現役で走っているんですね。
スーパーやくもが入線してきました。
このカラーリングは伯備線やくも運転開始50周年を記念して、1994～2006年の間に走っていた紫色の車両の塗装を再現した「リバイバルやくも」だそうです。
国鉄カラー塗装に次ぐ、50周年企画の第2弾です。
山陽新幹線で新大阪へ
富裕層の乗り物、新幹線です。この瞬間だけ私も富裕層に変～身。
17時09分発の山陽新幹線こだま号で新大阪へと向かいました。山陽新幹線に乗るのは妻の両親を広島旅行に連れて行った時以来。もう10年くらいになるでしょうか。
この黄色のレールスターは乗ったことありません。
4列シートでゆったりしています。でも当てにしていたコンセントが無い。
新感線で充電するつもりで、バッテリー残り5パーセントになるまで使ってきたのにショック。
こだまなので相生、姫路、西明石、新神戸と途中の全駅に停車し、18時25分に新大阪駅に到着しました。
乗車券は大阪市内とありますので、市内のJR駅なら追加料金なしでどこでも下りることができます。
まとめ
高松ー新大阪間に要した時間は2時間45分でした。高速バスのフットバスだと高松駅ー大阪駅バスターミナル間が3時間30分ほどかかるので、時間的にやっぱり楽ですね。
しかも岡山駅での乗り換え37分を含んでの結果です。
さらに新幹線は足元が広いので、窮屈な高速バスにくらべると快適さが違います。バスとバリ得きっぷの値段差は1,700円ほどですが、その価値はありますね。
