JR西日本の特急はるかは、野洲・草津・京都と関西国際空港を結ぶ空港アクセス特急ですが、野洲、草津に乗り入れるのは朝夕の通勤時間帯の一部で、ほとんどは京都発着です。
はるかは内外装がキティちゃん仕様で、インバウンドには大人気の特急です。
いつも大きなスーツケースを手にした外国人がよく乗っているイメージです。
外国人向けのお得きっぷ「ジャパンレールパス」で乗車できるのもあるのでしょう。
関西圏ではおなじみの特急ですが、今回初めて乗ってみることにしました。
切符は事前にJR西日本のe5489サービスで予約していましたが、私の住んでいる東海地区では発券できないため、京都駅のきっぷ受け取り専用機で発券しました。
紙の切符がでてきました。関西空港まで運賃は1,910円の特急券が1,200円で合計3,110円です。
スマホで予約して紙の切符を発券というのも無駄なので、今後はQRチケットとかに取って代わられるのでしょう。
キティちゃんはあまり興味がありません。
7両編成で前方5,6,7号車が自由席です。
私たちは今回指定席です。
入ると大型スーツケース置き場がありました。
キティちゃんの頭カバーです。
車両はだいぶ古い感じがします。
WiFiは使えますが、スマホ用の充電コンセントの類はありません。
肘掛けからは極小の折り畳み式テーブルが出てきました。駅弁を食べたり、パソコン作業は無理そう。😅
前方座席の背もたれ部分には網ポケットではなく、過去にパンフレットを立てていたと思われる溝の付いたプラスチックのプレートが取り付けられていました。
京都駅を出発しました。
桂川を渡ります。
まわりの乗客は外国人ばかりでした。韓国人や中国人など。中国人は4人家族だったと思いますが、空いていることをいいことに指定席を8席くらい占領して、車掌さんから注意を受けていました。
網棚の上に荷物を置くのに土足で座席に登ったり、見ているとイラッときます。
向日町の車両区です。
知ってか知らずか、指定券を持たないのに指定席に座ろうとする外国人もけっこういて車掌さんから注意を受けていました。
車掌さんも大変です。
最初の停車駅、新大阪駅に到着しました。ここからけっこうお客さんが乗ってきました。
淀川を鉄橋で渡ります。
大阪駅に到着しました。
昨年の3月、大阪駅のうめきたホームができる前は大阪駅は素通りでしたが、うめきた新線開業に合わせてその弱点が解消した形です。
最後の停車駅の天王寺に止まりました。
海上橋を渡って関西空港へ。
京都駅を12時00分に出発して13時20分、定刻通りに関西空港駅に着きました。
特急はるかは京都駅の30番線、山陰線ホームを出発して、貨物専用線を走り桂川駅付近で東海道線に合流し、新大阪から先はうめきた線、西九条駅付近で大阪環状線に合流、天王寺からは阪和線と、運行形態が複雑なため本気出して走る区間少なめです。
頑張っていると思ったのは高槻~新大阪の東海道線内と、堺以遠の阪和線内くらいです。
しかし京都から関西空港まで乗り換えなしでいけるのは楽だなあと思いました。
関西空港駅にあるはるかの模型です。なにもラッピングしていないはるかも個人的には良いと思います。
平日にも関わらず人の多い関西空港。
ピーチ便に乗るために、無料シャトルバスで第2ターミナルへ向かいます。
簡素な造りの第2ターミナルです。