名鉄パノラマカーの乗車記です。
名鉄名古屋駅
名鉄名古屋駅に入線してきた豊橋行き特急パノラマカーです。
パノラマカーは床が高いハイデッカータイプです。
事前に予約していて、私の席は最前列の1Bです。指定券であるミューチケットは350円ですので、JRの特急と比べるとお手頃価格です。
最前列といってもそこまで希少価値があるわけではなく、2日前に予約すれば席は確保できると思います。
地下駅の名鉄名古屋駅を出発します。
すぐに地上に出ました。JR東海道本線、中央線、新幹線と並行してしばらく走ります。
最前列にはこのようなちょっとしたテーブルがあります。
コンセントはありません。名鉄の特急はミュースカイも含めてすべてコンセントは設置されていません。
鍵で閉められていますが、ここから階下の運転席に通じているようです。緊急の場合に使うのでしょうか。
運転席用の出入口はちゃんと車両のサイド両側にあります。
金山駅
最初の停車駅である金山駅です。その次は常滑線との乗換駅の神宮前駅に停車します。
知立駅
神宮前のあとは知立まで止まりません。
知立駅に滑り込みます。
新安城駅
次は西尾線との乗換駅である新安城駅です。
東岡崎駅
乙川が見えてくると次の停車駅の東岡崎駅です。
名鉄の舞木検査場が横に見えます。
本宿駅近郊の三井アウトレットパークの建設現場が見えました。
国府駅
最後の途中停車駅である国府駅です。豊川稲荷方面はここで乗り換えです。
豊橋の手前ではJR飯田線と単線線路を共用します。
ここが名鉄名古屋本線の最大のボトルネックで、豊橋駅乗り入れの本数が制限されてしまいます。
豊橋駅
終点の豊橋駅が見えてきました。
名古屋を出て53分、豊橋駅に到着しました。豊橋駅には1本しかない貴重な名鉄の線路です。
横から見るとパノラマカーの構造がよくわかります。
名古屋―豊橋間はJR新快速と名鉄特急を比較すると時間的にはほぼ同じ、値段は名鉄の方が100円ほど安いですが、JRも対抗して「豊橋往復きっぷ」を出していますし、新幹線がほぼ半額になる新幹線往復切符やカルテット切符を発売しています。
なかなか熾烈な競争です。
帰りも名鉄の快速特急でしたが、飯田線遅れのため名鉄も3分ほど遅れが発生し、供用区間を抜けると回復運転で爆走しはじめました。
おそらく時速130㎞くらい。ちょっと怖さを感じるレベルでした。(;'∀')