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先日、嫁と嫁の両親、姪っ子とはま寿司へ行ってきました。はま寿司は外食大手のゼンショーが経営する今や日本で最大の回転すしチェーン店ですね。
半年ほど前に行ったときにははま寿司のコンベアは寿司を載せてクルクル回っていたと思います。コンベアは一段で通常品と注文品が一緒に流れてくるシステムでした。
今回店に入ってすぐ気が付いたのですが寿司がひとつも回っていません。コンベアも静止しています。ぱっと見、営業していないようにも見えます。しかし席についてタッチパネルで注文するに従い、だいたいどのような仕組みかわかってきました。
私たちが案内されたボックス席はコンベアの終点近くで、観察するとコンベアは厨房と座席の間を往復運動をしているだけです。寿司は作り置きのモノはひとつもなく、すべて注文してから握られるようです。コンベアは上下二段方式で多くの注文が入っても素早くさばけるようになっています。注文した皿はサーッとけっこうな勢いでやってきて私たちの前でスッととまります。これなら注文品を途中で横取りされるという恐れもなさそうですね。
寿司はまわっていないので廃棄ロスもなくてお店的にもいいのではないじゃないんでしょうか。また店員が最後にやってきて回転ずしにおきまりの皿の枚数を数えるという工程がありません。タッチパネルの右下には逐一合計金額が表示されます。これはレジとも連動しているのでしょう、お会計ボタンを押すと席番号とQRコードが印刷された紙が出てきてそれをレジに持っていく仕組みです。呼べば店員さんはやってきますが、「注文の品はすべて来ましたか」と確認するだけです。ホール係はコンベアで運べないサイドメニューやビールなどを運んで後片付けするだけです。これなら誰でもできそうですね。人手不足の時代、外国人でもできそうです。
大昔に某大手回転すしチェーン店に行った時、よく食べた後の空の皿がコンベアに流れていて、ひどいことをする奴がいるものだと怒った記憶がありますが、これなら皿を隠したりとかいった不正も起こらないと思います。