鞍馬寺、貴船神社に行った帰りです。
左京区一乗寺
叡山電鉄の一乗寺駅で下車しました。
一乗寺駅周辺は京都のラーメン激戦区として有名ですが、ラーメン屋が多いのはやっぱりこの辺りに下宿の大学生が多いからなんですかね。
場所的には京都大学か同志社大学、京都産業大学あたりの学生でしょうか。
白川通を歩きます。
天下一品北白川総本店
やってきたのは天下一品の北白川総本店です。
2006年に改装されたようですので、そこまで古さは感じません。
この店舗ではないですが、私も学生時代に京都に住んでいた時は、天下一品に時々お世話になっていました。
その頃は大盛で750円くらいでしたかね。白ライスや餃子と一緒に食べていました。
昭和46年創業の看板。私が昭和45年生まれですのでほぼ同じ。
天下一品というと、こってりスープが代名詞ですが、実際わたしはこってりスープしか注文したことがありません。あっさりスープなら他のラーメン店に行くでしょうね。
やっぱりこってりスープこそが天下一品の唯一無二の味でしょう。
総本店の店内です。カンター席と4人掛けの席が5卓くらい。そこまで広くありません。
白長靴に「こってり一筋」の黒Tシャツを着た店員さんがラーメンを運んでいます。店員さんはみんな男性でした。
奥の壁にある代表取締役木村勉氏の「正しい努力」と資金3万7千円からのスタートの文字。さすが総本店です。
現在では天下一品のスープはセントラルキッチン方式で、工場で製造されたものを各店舗に配送しているそうですが、ここはネット情報によると社長に許された者のみが厨房に入ることができるらしく、その味は他店とは違うとか。
店内製造なのかな?知らないですが。
天下一品も最近の物価高騰の波には勝てないようで、メニュー表を見ると軒並み一杯1,000円以上のラーメンが並びます。
安い部類のノーマルなこってりラーメン(並)税込920円を注文しました。
味は私の良く知る天下一品ですが、この後高速バスに乗るためニンニク抜きを頼みました。
そのせいか味にちょっとパンチが足りないような気もしました。ニンニク入れるともっとパワーアップすることでしょう。
なんだかんだ言っても天下一品のラーメンはそれなりに美味しいですし、懐かしい味です。
学生時代、風邪をひいて熱が出ると、スタミナ抜群の天下一品のラーメンを食べに行っていました。薬代わりみたいなものですね。
北大路
食後は少し京都の町を歩きました。午後8時の高速バスに乗るので、午後7時くらいまでは時間があります。
ずいぶんと日が長くなりましたね。
北大路を西に歩き、北大路と東大路が交わる高野交差点に出ました。
さらに北大路を西に歩くと鴨川の支流の高野川に出ます。
下賀茂本通りに出て南へと歩きます。
下鴨神社
世界遺産の下賀茂神社にやってきました。
既に閉まっています。下鴨神社は正式には賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)となります。
国宝の東西本殿を筆頭に53棟の重要文化財があります。
楼門です。
楼門の隙間から見る内部。
手前に見えるのが舞殿ですね。国宝の本殿は見えないですね。
京都駅へ
午後7時をまわったので市バス205系統で京都駅へ向かいました。四条河原町から京都駅までの間が激コミでした。
観光客はそこまで多くなかった感じでしたが、地元の通勤通学客だけでもひどい混み具合。
赤字垂れ流しの地下鉄東西線の代わりに、現在の地下鉄烏丸線を利用した環状線を作ったらよかったのにと思います。名古屋市営地下鉄の名城線のようなイメージです。
コースは京都駅ー北大路ー高野ー白川北大路ー銀閣寺道ー祇園ー東福寺ー京都駅ですかね。けっこう主要観光地をカバーできると思います。
財政の厳しい京都市が今さら作るのは難しいですが・・
バスは京都駅に到着しました。
ここから高速バスに乗り換えて愛知へ帰ります。
新名神高速経由の名古屋行き高速バスです。
JRバスと名鉄バスの共同運行だったと思いますが、この便は名鉄バスでした。