まーきちのお気楽生活

正社員からバイト暮らしを選んだ旅好きなおじさんの日記

鞍馬寺ー貴船神社ハイキング

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叡山電鉄鞍馬駅


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平日の午後3時、午前中に降っていた雨もやんで、晴れ間がのぞいてきました。

 

叡山電鉄の鞍馬駅がスタート地点です。ここから鞍馬寺を経て貴船まで歩くことにしました。

 

駅を出るとお土産物屋が何軒かあり、名物の山椒の佃煮のいい香りが漂っていました。思わず買おうかなと思ってしまいましたが、荷物になってしまいますのでやめておきました。

 

きっとニオイでお客を引き寄せる作戦なのでしょう。

 

仁王門(山門)


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駅から歩いて2分もかからないくらい、鞍馬寺の入り口の仁王門(山門)です。


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鞍馬山の全体が鞍馬寺といっても良いでしょう。峠を越えて貴船側にも奥の院などがあります。ここから貴船まで1.5㎞で、約1時間~2時間で、ハイキングと言ってもお手軽なコースです。

 

子供の頃、親に連れられて一度歩いたことがあると思います。


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仁王門を入ったところの小屋で入山料500円を支払います。

 

ケーブル普明殿(山門駅)


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こちらがケーブルカーの駅になります。昭和32年にできたそうで、鉄道事業法による許可を受けた鉄道としては唯一、宗教法人が運営し ているケーブルカーだそうです。2分で多宝塔駅に到着し金堂へのショートカットとなります。

 

料金200円、歩きにきたので利用しませんが、全長250mで日本で最も短い鉄道ということで興味はありました。

 

九十九折参道


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ケーブルカーを利用しませんので九十九折参道を登ります。この道は、平安時代、清少納言が 「遠きて近きもの、くらまのつづらをりといふ道」 と綴ったことで有名だそうです。

 

由岐神社


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九十九折参道の途中にある由岐神社です。

 

由岐神社の祭神の「靫明神」は、天慶三年(940)天慶の乱が起きたので朱雀天皇の勅により、鞍馬寺に遷宮し、北方鎮護を仰せつかった鎮守社です。
鞍馬の火祭は、そのときに里人がかがり火を持って神霊を迎えたことによるものだと伝承。

山内案内 | 総本山 鞍馬寺


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斜面に立つ拝殿は慶長12年(1607年)に建てられたもので国の重要文化財に指定されています。建てられた当時のままで、あまり手が加えられていないのか、木材は白くなってきていて屋根には苔が生え、歴史を感じさせる建物でした。


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境内にそびえる大杉は(願掛け杉)は樹齢800年、樹高53mの大木。デカスギ。


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義経公供養塔


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「川上地蔵堂」は、牛若丸の守り本尊である地蔵尊が祀られ、「義経公供養塔」は、牛若丸が住まいした東光坊跡に昭和15年建立されました。
義経の魂は少年時代を過ごした鞍馬山に鎮まっていると伝えられています。

 

義経は平治の乱で父である源義朝が死んだあと、鞍馬寺に預けられ10年間ここで勉学に武芸に励んだそうです。

 

そこに鞍馬天狗が現れて、義経にいろいろ兵法を教えたのだとか。(ホントかな)

 

中門


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元来、山麓の仁王門の横にあって勅使門または四脚門と呼ばれ、朝廷の使いである勅使の通る門でしたが、この場所に移築されました。
しばらくすると参道が石段となり、途中「皇后陛下行啓御休息蹟」という石碑があります。大正13年、貞明皇后(大正天皇の皇后)が行啓の際、休息された場所です。


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上り坂は続きます。


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木々に覆われているので、比較的涼しいです。

 

本殿金堂


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比叡山が見えるようになってくると、まもなく本殿金堂です。


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宇宙の大霊、尊天のお働きを象徴する千手観音菩薩・毘沙門天王・護法魔王尊(脇侍、役行者・遮那王尊)を奉安する中心道場。御本尊は秘仏で、60年に一度、丙寅の年に開扉されます。本殿の地下は、宝殿で信徒の清浄髪が厳かに祀られています。
狛犬ならぬ「阿吽」の虎は、本尊毘沙門天のお使いである神獣。毘沙門天の出現が、寅の月、寅の日、寅の刻とされていることによります。五十音が「あ」から始まり、「ん」で終わることから「阿吽」は、宇宙の全てを包含すると言われています。
本殿金堂前の金剛床は、宇宙のエネルギーである尊天の波動が果てしなく広がる星曼荼羅を模し、内奥に宇宙の力を蔵する人間が宇宙そのものである尊天と一体化する修行の場となっています。

鞍馬寺HPより

 

説明がスピリチュアルで理解するのが難しい・・😭


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標高410mの碑がありました。


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本殿金堂の西側にある本坊(金剛寿命院)は寺務所になっています。

 

霊宝殿


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霊宝殿では国宝の仏像などを見学できるようです。


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入館料も200円とお手頃ですが、残念ながら私が着いたのは午後4時03分、午後4時で閉館でした。

 

木の根道


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霊宝館から奥の院を目指して歩く途中、峠のような場所が現れました。ここが鞍馬ー貴船間で最も高いところになるようです。


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そこから少し道をそれて登ると、木の根道が現れました。鞍馬寺を象徴する風景。

 

根が地表面でアラベスク模様を描くのは、この辺り一帯の砂岩が、灼熱のマグマの貫入によって硬化したために根が地下に伸びることが出来なかったため。牛若も「木の根道」で兵法修行をしたと伝えられています。

 

大杉権現社


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木の根道の近くにある大杉権現社です。

 

この辺りは、大杉苑瞑想道場と呼ばれ、護法魔王尊のエネルギーの高い場所として知られています

 

エネルギーが高いとか相変わらずスピリチュアルです。鞍馬寺は現在、鞍馬弘教という宗教の総本山で、鞍馬弘教は昭和22年に天台宗から独立した新興宗教のようです。

 

鞍馬弘教 - Wikipedia


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ここから奥の院、貴船に向かって下り坂となっていきます。

 

不動堂


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不動堂がありました。


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説明書きによると不動堂のあるこの場所は僧正ケ谷と呼ばれ、ここで牛若丸が鞍馬天狗から武芸を教わったとあります。

 

奥之院魔王殿


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魔王殿という名がかっこいいですね。山門からやってきて最後のお堂となります。


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途中、ニホントカゲがいました。


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ところどころで切り倒された木が放置されていました。

 

貴船


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山を下ると鞍馬山西門がありました。貴船から登る場合はここで入山料を支払うようです。


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貴船神社はもうすぐです。